ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「小豆がゆ」

今年も、春の七草がゆの季節になりました。

私は子供の頃から小豆がゆが好きでした。子供の頃は母によくおかゆをつくってもらいました。

 

子供の頃は、正月が明けると、すぐに七草がゆを母がよくつくってくれたことが思い出されます。私は七草のことがよくわからなくて、ただおかゆが好きで、よく母につくってもらいました。

 

あたたかいおかゆに少し醤油をたらして、母がつけたお漬物でおかゆを食べるのが大好きでした。寒い冬でも、おかゆにすると何杯でもおかわりをして食べることができました。

 

母は自宅の裏にあった畑でセリなどの七草をとってきて七草がゆをつくってくれました。私が一番思い出すのは、赤い小豆の入った小豆がゆです。赤く染まった小豆がゆの中には年末についたおもちが入っていました。

 

私はそのおもちが大好きでした。赤いおかゆの中に入ったおもちは、トローとやわらかくなって、そのトローとした食感がたまらなく好きでした。

 

小豆がゆなら何杯でも食べることができました。私はこの年になっても、子供の頃に母がつくってくれたもちが入った小豆がゆのことを思い出します。

 

もちの入った小豆がゆの味は絶品でした。ほかに、何もおかずがなくても、母が漬けた白菜のお漬物だけで、何杯でもおかわりして食べたことがなつかしく思い出されます。

 

今年も、お正月があけて、七草がゆの季節がやってきます。私は七草がゆより、小豆がゆのことが一番好きでした。小豆がゆの中に入ったもちがたまらなく好きでした。トローととけたおもちがよく合って、その味は最高でした。

 

おもちの入った小豆がゆを母が漬けた白菜で食べたことが今でもなつかしく思い出されます。小豆がゆにもちを入れて食べることを最初に考えた人は素晴らしいと思いましたね。

 

今年もおかゆの季節が来たと思うと月日の経つのが早く感じられますね。皆様はおもちの入った小豆がゆを食べたことがありますか。

 

おもちの入った小豆がゆは、ふるさとのなつかしい食べ物です。

 

小さい頃のおもちの入った小豆がゆがなつかしく思い出されます。

 

 

2021.1.7.(木曜日)午後2時30分

里山 歩樹 (藪野 正昭)