ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「スイセンの花」

今日も、寒い日になりました。

日本ではこれからしばらくは一番寒い時期になります。私は寒さに弱いので、冬が一日も早く終わることを毎日願って過ごしています。

 

冬は外の景色をながめて、どんよりとした雲がたちこめて木々も葉がすべて散ってしまって、枝のみしかありません。その木々の枝だけの姿を見ると、余計寒く感じます。公園を見ても、花がなくて、色彩がほとんどないのがさびしいですね。

 

こんな寒い冬でも、花が咲く木々もあります。例えばサザンカはきれいな花を咲かせてくれています。寒い冬の中に、そのような色鮮やかな花を見るとホッとして、気持ちもいやされますね。

 

私が冬になると思い出す花としてはスイセンがあります。スイセンは冬でも道端にひっそりと咲いています。

 

我が家の近くの公園に行くと、よくスイセンが可憐な花を咲かせていることがありました。誰が植えたかわかりませんが、公園のすみの荒れ地でもスイセンは可憐な花を咲かせてくれます。

 

私はそんなスイセンの花が大好きで、元気なときは家から出かけて道端に咲くスイセンの花を見に行ったことがあります。あるときは小さなスイセンの花を道端から一輪切りとって、家の玄関に飾ったことがあります。

 

スイセンといえば、26年前に神戸の長田の街で、大震災の被災地で、大震災のあと地にスイセンの花が花を咲かせたことが話題になったことがあります。

 

あの大震災でも負けずに咲くスイセンの花を震災復興を象徴する花として大きな話題になりました。私はスイセンといえば26年前の長田の街で咲いたスイセンのことが思い出されます。

 

スイセンの花は我が家の庭の隅でも咲くことがありました。冬の庭の中で、さざんかやバラの花と混じって庭のすみでひっそりと咲いたスイセンの花がとてもかわいく感じたものです。

 

スイセンの花は白い花びらの中に黄色い花弁があり、とても美しく感じました。

 

皆様は、冬の花といえばどんな花を思い浮かべますか。

 

 

2021.1.20.(水)午前11時30分

里山 歩樹(藪野 正昭)