ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【日常通信】ー「タンポポとつくし」

この頃は、ポカポカとあたたかい日が続いています。

今年もいよいよ春らしくなってきました。私は寒がりなので、これからあたたかくなると思うとうれしくなります。

 

私は天気のよいあたたかい日には、よく自宅の周りの原っぱや畑に散歩に出かけました。原っぱや畑に行って、あたりを見回すと、いたるところには黄色いかわいい花が咲いています。タンポポです。

 

私は子供の頃からタンポポの花が好きで、畑に行くと、あぜ道に咲いているタンポポの花を見つけるのが楽しみでした。タンポポの花は、朝光が出てくると茎を伸ばして、太陽の方に向かって黄色い花を咲かせると言われています。

 

太陽に向かって咲くひまわりのような花です。私はそのようなタンポポの花を見るとかわいくて、愛おしく感じます。タンポポも、日本固有のタンポポが少なくなって西洋タンポポが増えているとのことです。温暖化のせいかもしれません。

 

私はタンポポが咲くのを見ると春がきたと思います。私は春になると思い出すのは、タンポポの花とつくしですね。つくしも、原っぱや畑のあぜ道に行くと、たくさん出ていました。

 

私が子供の頃は、つくしはあちこちでいくらでもとることができました。私は外に出かけると、つくしを探してはそれをとって、家に持って帰って母におひたしをつくってもらって食べるのが好きでした。

 

つくしを食べると頭のところが少し苦く感じますが、私はその苦さが気に入っていました。つくしをたくさんとれた時は、つくしで佃煮をつくってくれました。

 

母がつくるつくしの佃煮の味は絶品でした。つくしの味がなつかしいですね。タンポポの花も、料理をつくると、よくタンポポの花が添えられていました。タンポポの花を見ると元気が出て、食事が進むように感じました。

 

今の時代はおいしいものがたくさんあるのでタンポポをとったり、つくしを食べる人はいなくなりましたが、私の子供の頃はつくしなどはわらびと同じように春のおいしい食べ物でした。

 

近頃はタンポポの花もつくしも見ることがなくなりました。季節のうつろいを感じることがなくなりました。少しさびしく感じますね。小さなタンポポの花とつくしは、春になると思い出す楽しい思い出ですね。

 

皆さんはタンポポの花を最近見たことがありますか。

私が子供の頃はタンポポのわたぼうしを飛ばしてよく遊んだものです。

 

つくしを食べたことがなつかしく思い出されます。

 

 

2021.2.14.(日曜日)午後12時15分

里山 歩樹(藪野 正昭)