ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「神戸空港」

コロナで旅行者が減ったために、神戸空港の利用客が大幅に減っているとのことです。

観光客が激減で、神戸空港の運営については赤字が発生しそうだとのこと。

 

神戸空港は今から15年前にオープンしましたが、オープン当時は空港の利用客が地方空港としては日本の中でももっとも多い地方空港と言われていました。

 

そのために、規制緩和によって便数を増やすことが最大の課題になっていました。神戸からは、毎年のように便数の増加と国際便の許可が要請されていました。

 

ところがコロナによって利用客が激減して、今では便数が大きく減っています。さらに、空港の埋め立てがいまだに続けられていて、産業用地85haの埋め立てが今も続けられているとのこと。

 

その85haの用地についても利用が見込まれているのは約2割にとどまっています。神戸空港をこれからどう活用していくかは神戸経済の将来に大きな影響を与えます。

 

神戸空港は開港当初から、神戸ー羽田線を中心として集客することが見込まれていました。コロナ問題で、神戸ー羽田線が少なくなっているため、これからは神戸ー羽田線に期待しないで運営していくことが求められています。

 

神戸ー羽田線のビジネス客にかわって、神戸空港の国内線を中心とした観光客を取り込んでいくことがこれからの大きな課題になります。

 

私はかなり前に、ブログで神戸空港を全国各地の観光旅行の拠点として整備すべきと提案したことがあります。

 

コロナはいずれはおさまります。そのときのために備えて、国内旅行の観光拠点として、神戸空港を位置づけて国内外にアピールしてはどうでしょうか。

 

そのためには以前から言われていたように、神戸空港から都心三宮や新幹線の新神戸駅をつなぐ交通網を整備することが求められます。

 

また、海上交通網を整備して神戸空港から海上で、神戸の市街地やポートアイランド六甲アイランドハーバーランドなどに行けるようにすることが考えられます。

 

神戸空港を関西や全国への国内旅行への拠点に整備することをあらためて提案します。

 

神戸空港をもっと有効活用しましょう!」

 

 

2021.2.22.(月曜日)午後12時35分

里山 歩樹(藪野 正昭)