私はコーヒーが好きで、毎日コーヒーを飲んでいます。
私は若い時は、毎日、コーヒーを1日5~6杯飲むことが多かったと思います。
私はタバコを吸いませんし、アルコールにも弱いので、唯一の気分転換の機会は、街中の喫茶店に行ってコーヒーを飲むことでした。神戸の街はコーヒー文化の街で、少し街中を歩くと、あちこちに喫茶店がありました。
喫茶店に入ると、それぞれの店で工夫したおいしいコーヒーを飲ませてくれました。休みの日は、自宅でいても、1日2回ほど散歩に出かけて、2件ほどの喫茶店を回って、コーヒーを楽しんだことが思い出されます。
休日の日になって行く喫茶店はいつも決まっていて、私が行くとマスターがその店のブレンドのホットコーヒーを出してくれました。私はコーヒーが大好きで、コーヒーはホットで飲むものと思い込んでいました。
ホットコーヒーが好きなのは、香りがよいことです。ホットコーヒーを飲むと、いい香りがしてその香りが体と心をリフレッシュしてくれるように思います。
そのため、私は夏になってもコーヒーはホットコーヒーを飲むようにしていましたが、あるとき、神戸のコーヒー会社の社長とカフェでコーヒーを飲む機会があり、私がホットコーヒーを注文すると、そのコーヒー会社の社長は、アイスコーヒーを注文され、そして、私に対して「ホットコーヒーもおいしいですが、暑い夏はアイスコーヒーもおいしいですよ」と言って、シロップをたっぷり入れていました。
そのシロップをたっぷり入れながら、「暑い夏はアイスコーヒーにかぎりますね!」と言って笑っておられました。それ以来、私も夏にはよく冷えたアイスコーヒーを飲むようになりました。
ホットコーヒーはコーヒーの香りがなくなりますが、シロップとミルクの甘い味がここちよいですね。
そして、グラスの中に入った氷をストローで「カラカラカラ」と混ぜて音をさせてから飲むと、暑い夏で体が弱っているときにアイスコーヒーを飲むと疲れた体がいやされるように感じられました。
アイスコーヒーがおいしい季節になりました。リハビリの施設では今もホットコーヒーしかありませんが、6月になるとアイスコーヒーを出してくれると聞いています。
アイスコーヒーを飲むのが楽しみです。
神戸の喫茶店で飲むアイスコーヒーがおいしかったことが思い出されます。
2021.5.16.(日曜日)午前10時40分
里山 歩樹(藪野 正昭)