ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「浴衣と下駄」

今年も暑い夏がやってきました。

夏は暑いのは昔から同じですが、今はクーラーなどがあって便利になりましたね。

 

私が子供の頃はクーラーなどがなかったので、暑い夏を過ごすためにいろいろ工夫しました。暑い夏は浴衣を着ていました。浴衣は風通しがよくて大変快適な着物でした。

 

夏になると、母がいつも、夏を過ごすために浴衣をつくってくれましたので、夏は浴衣を着て過ごしていました。昔はパジャマのようなものはなく、寝るときには浴衣を着て寝ました。

 

私の子供の頃は暑い夏でも、夜になると急にすずしくなって、よく母から寝冷えをしないようにと注意されたものです。そのため、私たちはいつも母がつくってくれた腹巻をつけて寝るようにしていました。

 

夏で思い出すのは、母がつくってくれた浴衣を着て、夏まつりなどに出かけたことですね。夏まつりで浴衣を着るのがうれしくて、私は浴衣を着て外に出かけたものです。

 

浴衣で出かけるときは、いつも木で作った下駄をはいて出かけました。下駄をはいて歩くと「カタカタカタ!」と音がして、足が軽くなったように思いました。夏の浴衣はふるさとの風物詩ですね。

 

友達もみんなそれぞれ浴衣を着ていました。浴衣を着ると急に大人になったように感じたものです。私は浴衣を着るときは、いつもうちわを浴衣にさして、大人のまねをして歩いたものです。

 

今年も夏本番がやってきます。子供の頃に来た浴衣と下駄のことがなつかしく思い出されます。近年は浴衣は着ることがなくなりましたが、ときどき旅行に出かけたときに旅館で浴衣を着たときは子供のときを思い出しました。

 

浴衣を着ると、楽しくなったものです。

浴衣と下駄はふるさとのなつかしい夏の思い出です。

 

皆さんは浴衣を着たことはありますか。

 

 

2021.6.22.(火曜日)午前7時

里山 歩樹(藪野 正昭)