ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「神戸の師走」

今年もはや11月になりました。

例年神戸の街では10日頃から神戸ルミナリエが開催されます。

 

神戸のルミナリエは26年前の阪神淡路大震災の犠牲者の鎮魂と復興の願いをこめて、地元の経済界が中心となって始めた一大イベントです。私も仕事でルミナリエ開催に当時は最初から忙しく働いていました。

 

ところがこの神戸ルミナリエもコロナ対策のために昨年から中止となっています。今年も開催されませんが、代替イベントとして三宮の街で数か所に分けてルミナリエの灯りが飾られているとのことです。

 

神戸ルミナリエは三宮の旧居留地から東遊園地までをドーム状に美しい光の輪を作って、例年見学するために全国から多くの観光客がやってきます。多いときは約2週間で約1400万人近く集まったこともあります。

 

神戸ルミナリエは毎年テレビのニュースでも大々的に取り上げられ、冬の空のイベントとしては日本最大の光のイベントになっています。

 

このルミナリエの開催では数億円の費用がかかって、その費用を集めるのが毎年の大きな課題となっていました。私達は地元の企業に募金を呼び掛けるのが例年の大きな仕事でした。

 

毎年数億円ものお金を集めるのは大変でしたが、関係者の協力があって26年間続けてくることができました。そのルミナリエもコロナのために2年続いて中止になるのは残念です。

 

私達は大震災の記憶とともに風化させてはいけません。これからも続けて26年前の大震災の経験を忘れず、神戸ルミナリエもこれからも開催していくことが大切です。

 

来年は大震災から27年になりますが、忘れられてしまわないように再び神戸の街の中で開催されることを心から祈ります。

 

神戸ルミナリエを再び神戸の街に戻しましょう!」

 

 

2021.12.6.(月曜日)午前10時30分

里山 歩樹(藪野 正昭)