川西市には豊かな里山があり、田畑ばかりでした。そのため、自然豊かな環境の中で育ってきました。
子供の頃は里山の近くの林の家は茅葺きばかりでした。茅葺きの農家は大きくて、私はこの茅葺きの家の中や広い庭で遊んでいました。子供の頃の茅葺きの農家には必ず牛小屋があって、牛を飼っていました。
その牛で田畑を耕して稲や野菜などを育てていました。私は里山といえば今でも茅葺きの大きな家を思い出します。川西には日本一の里山と言われる地域が今もあり、都会から多くの人が訪れてきます。
妙見山の近くの里山では今も茅葺きの家が残っています。日本最古の学校もあります。里山には険しい森林も残っています。また、今年も炭焼き釜で炭をつくっています。この炭は菊炭と言われ、茶席には欠かせない炭です。
里山ではくぬぎが今でも植林されて、昔ながらの里山風景が広がっています。都会から来た人はこの風景を見るとなつかしい景色に感動し、昔にタイムスリップな気持ちになるそうです。
私は今もよく行った日本一の里山のことをなつかしく思い出します。
皆様もぜひ川西に来て、日本一の里山に行ってみてください。
懐かしい風景に感動しますよ。
2022.4.27.(水曜日)午前8時45分
里山 歩樹(藪野 正昭)