ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】―伯父さんの見舞い

今日は、妻と一緒に、弟の車に乗せて貰って、かねてから、治療入

院中の伯父の見舞いに行ってきました。

 

伯父に会うのは約7年ぶりです。伯父は、早く父を亡くした私にとっ

ては父のような存在で、よく、可愛がって貰いました。伯父は今85

歳ですが、若い時は、スポーツ万能で皆の憧れ的存在でした。特に

相撲が強かったのを覚えています。大きなオートバイをカッコ良く

乗っていました。

 

伯父は、仕事をしながら、わが家の山や畑の世話をしてくれていま

した。私は、伯父に山や畑仕事を全てを教えて貰いました。山のク

ヌギを切って、薪にすること。クヌギの木にシイタケの菌を植える

こと。山の下草がり、栗の採り方や、松茸の見つけから、険しい山

の歩き方、ふろや、ご飯を炊く薪の作り方、畑の耕し方や野菜の育

てかた、カブトムシなどの昆虫の見つけて方などなど、全て、伯父

を見て覚えました。

 

アユ釣りも伯父の趣味でした。伯父が採ったアユをよく食べたもの

です。とにかく、伯父は、万能選手で、故郷の里山で私が学び身に

つけたものは全て伯父さんから教えて貰ったものです。伯父は私の

父代わりであり、人生の先生でした。

 

私が、家族に里山や田舎のこと、川や山などの自然の事を教えてい

るのも全て、伯父さんから引き継いだものです。そんな憧れの伯父

さんに久しぶりに会うのは少し不安でしたが、会うと以前の元気な

伯父の姿に安心しました。

 

病院では、伯父が大切に持っていた昔の写真を見せて貰いました。

そこには、若いころの伯父の姿、亡き母や叔父、叔母の姿がありま

した。一気に昔に帰ったようで、懐かしさがこみ上げてきました。

懐かしい昔の思い出話しに時間を忘れて夢中になっていました。

 

伯父も楽しそうに話をしてくれ、安心しました。天気も、梅雨の合

間の晴れで楽しい、嬉しい一日でした。伯父の早い回復を祈り帰っ

てきました。お見舞いにいって、本当によかったです。

 

勧めてくれた妻と娘、そして連れていってくれた弟に感謝です。

本当にありがとう。

 

2014.6.222. 里山 歩樹