ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「無観客試合」

コロナ感染対策で、スポーツの多くが、無観客になっています。

相撲と野球も大きなスポーツの試合のほとんどは無観客となりました。

 

私は、普段からベッドで横になって、テレビの音声を聞いて過ごすことがありますので、無観客になってもこれまでと何も変わりませんが、しかし、今回無観客の相撲の実況を聴いていて、その音の迫力ときれいさに驚きました。

 

相撲でこんなに音がきれいに聞こえたのは初めてでした。行司の呼び出しや力士がぶつかる音などが大きくてびっくりしました。

 

力士がぶつかる音があまりにも大きいので、その迫力に驚きました。力士の頭がぶつかるときに「ゴツン!」という大きな音が聞こえました。

 

画面を見なくても、力士同士のぶつかる迫力に圧倒されます。力士の荒い息遣いも聞こえてきます。聞いていると行司の「ハッキョイ、ハッキョイ!」というはやし声がよく聞こえてきます。

 

聞いていると行司の「ハッキョイハッキョイ!」という声も、力士の相撲に合わせて歌を歌っているように聞こえますね。行司の声は誰でも、大きく、高くて強さのある声です。かなり日頃から発声の訓練をしていることがよくわかります。

 

行司も体力がないとできないと思いました。観客がいない相撲を観る(聴く)のは初めてですが、初めて、相撲の良さを実感することができました。

 

私は、初めは観客のいない大相撲は、ガスが抜けたビールのようで味気ないものになると考えていましたが、それは間違いでした。

 

観客がいない大相撲も、音だけで充分迫力があり、行司の声や、アナウンサーの実況で、力士の動きがよくわかり、楽しいと思いました。コロナ対策によって、相撲の素晴らしさ、面白さをあらためて再認識しました。

 

これから始まるはずであったプロ野球や、高校野球も、無観客や中止になりそうですが、残念ですが、また新たなスポーツの素晴らしさや楽しさを感じることができるかもしれませんね。あまり悲観ばかりすることは、やめましょう。

 

それにしても、高校野球の中止については、せっかく選ばれて甲子園に出場することを目指して頑張ってきた高校生には、大変かわいそうなことになりました。

 

プロ野球は毎年あるので、問題はありませんが、高校野球の選手には3月で卒業する選手もいますので、次がありません。高校生の無念な気持ちが、よく理解できます。

 

なんとか高校野球だけは、中止しないで、開催してほしいですね。いろいろ手段はあると思います。毎年開催しているプロ野球やサッカー等と、高校野球は違います。

 

なんでも一斉に自粛するのがよいのかどうか、私は疑問に思います。広い球場で開催する高校野球は工夫すれば開催できると思いますが、皆様はどのようにお考えですか。

 

日本は何でも右へならえで、一斉に自粛ムードになってしまいますが、それでいいのでしょうか。

 

昨日の安倍首相の記者会見を聞いて、驚きました。今になって、「子供は広い公園に行ってください。卒業式はやってください。」と言っていました。

 

今頃何を言っているのかと思いました。そういうことなら、もっと早く一斉休校宣言をするときに言うべきでしょう。卒業式はもう終わっている学生もいます。政府のやり方は、どう思っても泥縄ですね。

 

政府は一体いつまでイベントなどの自粛を続けるつもりですかね。このままでは、日本はコロナ大不況になってしまいます。

 

昨日の夜、テレビのニュースを聴いていると、医療現場でさえ、マスクが不足して困っているとのこと。いまだにマスクを医療現場に十分届けることができないのは、どういうことですかね。

 

新しい法律を作ったり、記者会見をするのもいいですが、一番国民が必要としているマスクと検査体制を一刻も早く整えることが、一番重要な政府の仕事です。

 

国民にいちいち要請するより、政府には自らの責任を果たしてもらいたいと思います。

 

 

「高校生の皆様、ガンバレー!!」

 

 

2020.3.15.(日曜日)午後12時10分

里山 歩樹 (藪野 正昭)