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ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【神戸通信】―神戸のファッション産業について

今日は、朝方には昨夜からの雨も止んで、久しぶりに青空が見える

天気になりました。

 

明るい陽射しが燦々と降って来ます。窓から外の景色を眺めると初

夏のような陽気です。庭のさつきの若葉の緑が太陽の光を受けてピ

カピカと輝いています。空気が澄んでいるので外の景色がいつもよ

り綺麗に見えます。今日も、時々強い風が吹いてきます。

 

渇いた風ですが、午後になると雲が出てきました。家内は、雨が降

りそうだと言って、洗濯物を室内に入れています。亀吉の散歩も午

前中にさせていました。この時期は天気が変わりやすくて、油断を

していると雨が静かに降っていて、慌てることがよくあります。

 

新聞を読むと今日も九州は雨が降っているようです。被災地の皆さ

んは大変だと思います。私も21年前に経験しましたが、災害を被っ

て、落ち込んでいる時に雨が降ってくると、さらに落ち込んだ記憶

があります。逆に快晴のよい天気になると、少し、気分が明るくな

りました。九州も早く快晴の天気が続くようになることを祈ります。

 

ところで、この季節は衣替えをする時期ですね。外を歩いている人

を見ても、皆さん、明るい春の服を着て颯爽と歩いている姿が目に

つきます。春はファッションの季節ですね。特に女性が美しく見え

る季節です。

 

神戸はファッション都市ですので、この時期になると皆さん、春ら

しい明るい服を着て軽やかに歩いている姿が目について、神戸の街

が一層鮮やかになります。春は神戸の街がもっとも彩り豊かになっ

て輝く季節です。

 

ファッションと言えば、神戸では衣服だけでなく、衣食住・游の生

活文化産業全体をさします。アパレルは、ワールドを代表するファッ

ションメーカーが神戸には沢山、立地しています。ファミリアに代

表されるような子供服のメーカーも立地しています。

 

神戸のファッション産業で忘れはならないのは真珠ですね。神戸は

パールの街として世界的に知られています。今年のサミットは伊勢

志摩で開催されますが。伊勢志摩は我が国を代表する真珠の養殖地

です。神戸には全国の真珠の養殖地から真珠が集められて、神戸の

取引所で取引がされて、神戸の真珠業者を通じて世界に販売されま

す。

 

日本の真珠は高級品として世界で高く評価されています。神戸は大

震災の前までは真珠の世界の取引の中心でした。世界の宝石のバイ

ヤーが真珠を求めて神戸にやって来ていました。残念なことに、今

は真珠取引の中心は香港に移りましたが、今でも、アコヤガイの高

級な真珠は、ほとんど神戸から輸出されています。

 

神戸には世界的に販売している真珠企業が多く立地しています。そ

の代表が「TASAKI」であり「大月真珠」です。世界の高級真

珠の多くはこの二社から販売されています。「TASAKI」はダ

イヤも販売しています。

 

このほか、神戸のファション産業として、忘れてならないのに「

戸洋家具」があります。神戸の洋家具は異人館のような洋風の家に

似合う家具です。デザイン性に優れたお洒落な家具として高く評価

されています。

 

神戸の洋家具は、もともとは明治に神戸港に入港した外国船の船内

の家具の修理を依頼されて、神戸の船大工が見よう見まねで製作し

たのが始まりと言われています。長い航海にも耐える事が出来るよ

うに頑強に作られているのが特徴です。神戸の洋家具は何世代にも

わたって引き継がれていきます。堅牢でシンプルなデザインが神戸

家具の特徴です。

 

神戸の洋家具は一品一品、ベテランの家具職人が時間をかけて製作

します。このため、普通の家具に比べると高価ですが、100年使

えると思うと高くはありません。神戸の洋家具は大震災以降、重い

家具が敬遠されて需要が減ってきているようです。このため、近年

は、若い職人が様々な小物の商品を製作しています。私も、いつか

は、神戸の洋家具が似合う家を持ちたいと思った時期がありました。

 

神戸家具で有名な店が今も神戸の大丸の前にあります。「永田良介

商店」です。今も、何代目か忘れましたが息子さんが家業を引き継

いでおられます。先代の社長は神戸のファッション都市づくりのリー

ダーの一人でした。春になると、神戸のファッションの事を思い出

します。それにしても、このところ、神戸のファッション業界にか

つてのような元気が感じられないのが気になります。

 

今年の秋から、神戸のファッションの一つである子供服の経営者を

主人公にしたNHKのドラマが始まります。

 

これを機に神戸のファッション業界が再び元気を取り戻す事を期待

します。

 

2016.4.24.里山 歩樹