ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】―故郷の梅雨の思い出

皆さんは、梅雨の思い出はなんですか。

 

私は、やはり田植えですね。畑に、梅雨の水を入れて、苗を植える

田植えが一番に思い出されます。今は機械になりましたが、昔は苗

を一つ一つ手でうえていました。泥の田に裸足で入って、田植えを

したことが思い出されます。

 

田植えの時は家族総出でした。大人も子供も一緒でした。前屈みに

なるので腰が痛くなりましたが、皆でいろいろ話をしながらやった

ので愉しかった思い出があります。田植えの時に、畑の畦に座って、

みんな揃って食べたおにぎりは美味しかったですね。

 

田に水を張ると、どこからかカエルがやってきて、産卵をします。

ゼラチンのようなヌルヌルしたカエルの産卵がいたるところで見る

ことが出来ます。ゼラチンの透明のタマゴには目のような小さなも

のが動いているのが見えます。

 

しばらくして様子を見に行くと、小さなオタマジャクシが無数に水

田の中を泳いでいます。また、様々な水生昆虫が、水田の中を泳ぎ

まわっています。水田には生命がみなぎっていました。

私は、時間があれば、田圃に行ってカエルやトンボを追いかけて遊

んでいました。梅雨の雨に濡れるのも楽しかった思い出があります。

 

もう一度家族で田植えを楽しみたいですね。

日本の梅雨の風物詩ですね。

 

2014.6.11. 里山 歩樹