ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】―淡路島の花が綺麗です

今日は昨日に比べると寒いですね。

 

三寒四温とはよく言ったものです。こうして寒さと暖かさを交互に

繰り返して本格的な春を迎えるのでしょうね。今日の神戸新聞の朝

刊を見ると春を告げる菜の花が一面に咲いている写真が載っていま

した。淡路島の「花さじき」の菜の花です。

 

淡路島は花の島です。菜の花は淡路島の代表的な花です。司馬遼太

郎氏の小説「菜の花の沖」の舞台になった島です。淡路島には10

万本もの菜の花が栽培されていると記事に出ていました。100万

本の菜の花が咲く光景は見事でしょうね。壮観な景色が目に浮かび

ます。

 

また、淡路島は水仙が有名です。水仙郷には500万株の水仙が咲

いているようです。過日、落語家の桂文珍さんが神戸新聞のエッセ

イで水仙郷を訪れたときの事を書いておられました。文珍さん曰く

「500百万本の花をどうして数えたのでしょうかね?」言われて

みればそうですね。誰が数えたのか知りたくなりますね。

 

水仙郷水仙は、昔、海岸に流れ着いた球根を島の人が山に植えた

のが自然に増えていったと言われています。すごい繁殖力、生命力

ですね。山の上までどうして登って行ったのでしょうね。不思議で

す。菜の花の100万本も誰が数えたのか知りたいですね。

 

淡路島は、チューリップの栽培も盛んです。気候が温暖で花の栽培

には向いています。この春には淡路花博が開催されます。内外の花

が植えられて全国から多数の人の見学が見込まれています。淡路島

では以前、花の国際博覧会「ジャパンフローラ」が開催された事が

あり、内外から多くの人が訪れました。

 

その後は数年おきに博覧会が開催され、今年も開催されます。植物

園もあり広大な敷地に珍しい綺麗な花が咲き誇り見事です。一見の

価値が座ります。明石海峡大橋で行けばすぐです。今年の春の観光

スポットとして一押しです。

 

淡路は、食べ物も美味しいです。淡路牛と淡路玉ねぎはよく知られ

ています。淡路牛と淡路玉ねぎを使って作ったハンバーグ、カレー

も有名です。海の幸も豊富です。特に鯛は有名です。淡路の鯛は、

鳴門の渦で揉まれているので身が締まって美味しいと聞きました。

 

私も昔、淡路の旅館で鯛の造りを食べたことがありますが、その大

きな鯛に驚いたことがあります。身が締まって確かにうまいです。

それが鳴門の渦で揉まれたせいかどうかは鯛に聞かないとわかりま

せん。

 

皆さん、淡路島は神様が最初に造った島であることをご存じですか。

このため、淡路は「国生みの島」と言われています。島を創造した

神と言われている伊邪那美伊弉諾の神様を祀る神社も島にはあり

ます。淡路は見どころ一杯です。

 

今年の春、神戸を訪れてその足で世界一長い明石海峡大橋を渡り淡

路の花と食、そして神話の島の歴史に触れてください。

楽しい旅になりますよ。

 

2015.2.25. 里山 歩樹