ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【兵庫通信】―兵庫県の丹波で恐竜の卵の化石が見つかりました

今日は朝から雨。

 

昨夜から激しく雨が降っている。温度は低いがムシムシして、体が

重く感じる。昼間でも薄暗くて、鬱陶しい。気が滅入る。午後になっ

てようやく雨は止んだ。薄暗いのは、何となく気分が沈む。各地で

は洪水が心配されているようだ。こんなに気温が低くて、雨が多い

と農作物にも影響が出てきそうで心配。

 

先日、神戸新聞を読んでいると、一面記事で、丹波篠山で恐竜の卵

の化石が5種類見つかったと報じていた。ロマンを感じさせる記事

で熱心に記事を読んだ。このような記事は読んでいて楽しい。最近

は暗い話や、嫌になる記事が多いので特にうれしく感じる。

 

卵の化石は1億1千万年前の地層から見つかったようだ。そのうち

一つは新属に属するとのこと。大発見だ。卵の大きさは約100グ

ラムとのこと、小型の恐竜で大きさは10キロから20キロと予想

されている。1億年以上前の地層から見つかった卵のごく小さな化

石からそんなことが何故わかるのか私のような素人にはよく理解で

きない。科学の進歩はすごいですね。

 

今回の記事で恐竜は卵から生まれる事を再確認した。恐竜は鳥類や

爬虫類から進化したらしい。今回見つかったのは小型の恐竜だが大

型になると長さが何十メートル、重さが何トンにもなる恐竜がいる。

昔、どこかの博物館で、想像を絶するような巨大な恐竜の骨の化石

をみてビックリしたことがある。

 

丹波にも大型の恐竜が棲んでいたようだ。丹波は以前から、恐竜が

いた地域としてよく知られていたが、今回の発見で丹波が様々な恐

竜の里である事が改めて証明された。丹波と言えば私が暮らしてい

る川西からすぐ近くだ。そんなに近くの土地で古代、様々な恐竜が

歩いていたかと思うと楽しくなる。

 

様々な恐竜が並んで草を食べている光景を想像するとワクワクして

くる。久しぶりにロマンを感じさせるニュースであり。何故か興奮

する。よく理解のできない記事や腹の立つニュースが多い中でこの

ような話を聞くとホッとする。

 

兵庫県では明石で、マンモスの化石が発見されている。明石原人

学校でも習った。どうやら、兵庫県は古代から食べ物が豊富で生き

物にとっては住みやすい地域であったようだ。一億年以上前の事で

あっても、少し自慢したくなる。

 

私達が暮らしている土地を古代、恐竜が歩いていたと想像すると何

となく嬉しくなる。楽しくなる。いま住んでいる土地も掘り起こし

ていくと恐竜の化石が見つかるかも知れない。想像がどんどん膨ら

んでいき楽しい。

 

我が兵庫県は、これからは内外に恐竜の里としてPRしていっては

どうであろうか。兵庫県では昨年、淡路島で最古の銅鐸が発見され

ている。兵庫県は本当に多様な地域だと思う。次にどんな発見があ

るか楽しみだ。これからもこのような明るい、ロマンをかきたてる

ようなニュースが兵庫から発信される事を期待したいものだ。

 

「恐竜の里」丹波にぜひ,行きたいものだ。

今でも恐竜に会えそうな気がするから不思議だ。

 

2015.7.1. 里山 歩樹