昨日の夕食では、今年はじめての栗ごはんを食べました。
先日、義妹が能勢の栗を持ってきてくれたので、家内が忙しい中にもかかわらず栗の皮をむいて、栗ごはんをつくってくれました。
私は、田舎の川西で生まれて育ったので、秋になると自宅の栗山に行って栗をひろってきて、母がよく栗ごはんをつくってくれました。
我が山の栗は粒が大きくて、甘い栗でした。栗ごはんにすると、コリコリとした食感がたまらなくおいしく感じました。私は栗ごはんを食べるときは、まず栗だけを探して食べるのがくせでした。
少しだけ塩をかけた栗ごはんは、おいしくて、他に何もおかずがなくて、何杯もおかわりしました。昨夜食べた栗ごはんは、子供の頃に食べた遠い昔のふるさとの秋の味がしました。
子供の頃に食べた栗ごはんを思い出し、大変なつかしく感じました。秋に食べるふるさとの栗ごはんの味がして、なつかしくうれしくなりました。忙しい中を栗ごはんをつくってくれた家内に感謝ですね。
「ありがとう。」
また、能勢の栗を持ってきてくれた義姉にも感謝です。「ありがとう!」義姉は一昨日丹波の黒枝豆も持ってきてくれました。
丹波の黒枝豆は粒が大きくおいしい枝豆で、高級枝豆として大変人気があります。そのため丹波の黒枝豆は解禁になると大勢の人々がわざわざ丹波まで買いに行きます。義妹もどこかで買ってきてくれて、自宅に持ってきてくれたようです。
家内はさっそくその黒枝豆をゆでてくれました。丹波の黒枝豆は、茎をつけたまま売っていますので、家内は一昨日の夜に、茎から枝豆をとっていました。
昨夜の夕食では、栗ごはんとともに、黒豆の枝豆も出してくれました。黒枝豆を食べるのも、一年ぶりでした。久しぶりに食べた栗ごはんと黒枝豆は大変なつかしい味がしました。兵庫のふるさとの秋の味がしました。
丹波の黒枝豆は、正月につくる黒豆になる黒豆です。少し早くとって枝豆にして食べるのが黒枝豆で、それを聞くと、何かもったいないような気がしますね。
私は正月に家内がつくってくれる黒豆が大好きです。正月のおせちには黒豆は欠かせません。我が家ではおせちの黒豆をつくった後に残っただし汁が大好きで、我が家では大きなお椀で黒豆の汁を飲むのが習慣でした。
黒豆の汁は甘くていくらでも飲むことができます。黒豆の汁はのどによいと聞いています。我が家では全員が黒豆の汁を飲むのが好きです。
昨夜は一年ぶりに、栗ごはん、黒豆の枝豆を食べることができて、大変しあわせなひとときを過ごしました。
忙しい中つくってくれた家内に感謝です。
「本当にありがとう!!」
2020.10.16.(金曜日)午前11時45分
里山 歩樹 (藪野 正昭)