今日の夕食は、久しぶりの豆ごはんでした。
私は子供の頃から豆ごはんが大好きで、家内が豆ごはんをつくってくれましたので子供の頃に食べたふるさとの豆ごはんの味を思い出しました。
豆ごはんについては、いろいろな思い出があります。私は川西の田舎で育ちましたので、家のまわりは田畑ばかりでした。昔の我が家の裏にも広い畑があって、そこでは祖母がいろいろな野菜をつくっていました。
私は子供の頃は畑に出かけて、祖母の農作業の手伝いをするのが大好きでした。畑ではいろいろな季節の野菜をつくっていました。その中にはえんどう豆やそら豆もありました。
春になると、たくさんのえんどう豆やそら豆ができました。私はえんどう豆を育てるための竹の柵を畑に立てて、えんどう豆が育つようにしていました。えんどう豆は、春になるとおもしろいほどたくさんとれました。
春になると私は畑に行ってえんどう豆をつるからとってきて、とれたえんどう豆のさやから青いえんどう豆をとるのをてつだっていました。季節になると青いえんどう豆は大きなかご一杯にとれました。
祖母や母はそのえんどう豆を使って豆ごはんをよくつくってくれました。えんどう豆はたくさんあったので、母はそのえんどう豆を使って、高野豆腐とたまごでとじて、おいしいおかずをつくってくれました。
私はその母がつくってくれたえんどう豆と高野豆腐をたまごでとじたおかずが好きでした。豆ごはんとその母がつくってくれたえんどう豆と高野豆腐のおかずの味は絶品でした。今もそのときの豆ごはんの味を思い出します。
昨日はひさしぶりに豆ごはんを食べることできました。ひさしぶりの豆ごはんは子供の頃のふるさとのなつかしい味がしました。私は子供の頃にえんどう豆を畑で育てて、食べたことを思い出しました。
豆ごはんはふるさとの春の食べものですね。なつかしいふるさとの味を夕食時に食べることができました。忙しい中にもかかわらずつくってくれた、家内に感謝です。
「おいしい豆ごはんありがとう!
とてもおいしかったよ!」
2021.4.27(火曜日)午前7時35分
里山 歩樹(藪野 正昭)