ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「5月のショウブの思い出」

今年ももうすぐ5月になりますね。

5月といえば風かおる5月です。5月のさわやかな風がここちよく感じますね。5月の風からはなぜか新緑や花のかおりがしますね。

 

私は子供の頃から花が大好きで、子供のときから自宅の畑でいろいろな花を育てていました。畑の花の中で私がもっとも好きだったのはショウブの花です。

 

ショウブの花は5月になると、我が家の畑の溝のそばによく咲いていた記憶があります。ショウブの中には花が咲かないショウブもありましたが、私はショウブの紫の大きな花びらが風にふかれてひらひらと揺れている姿は大変優雅に見えたものです。

 

私は花が大好きですが、いろいろある花の中でもショウブの紫や青い花びらをひらひらさせている姿には、なぜか気品が感じられました。

 

私が今でも覚えているのは、ある近所の家に行ったときに、その家の庭にある小さな池の中で咲いていたショウブの美しい姿です。池の中にいっぱい青や白のショウブの花を見たときは本当に美しいと感動しました。

 

ショウブの花が咲かないショウブについては、子供の頃はよくお風呂の中に入れたことを思い出します。

 

ショウブには殺菌作用があるということで、祖母が風呂の中にショウブを入れてくれたことが思い出されます。ショウブの茎を風呂の湯に入れると、いいかおりがしたことが思い出されます。

 

また、ショウブの茎を屋根の上にほうり投げたことも思い出します。

屋根にショウブの茎を乗せておくと、病気にならないと祖母が言っていました。

 

5月に咲くショウブの紫の花がなつかしいですね。

 

 

2021.4.26.(月曜日)午前10時20分

里山 歩樹(藪野 正昭)