ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「クリスマスイブ」

今日はクリスマスイブですね。

早いものです。今年もあとわずかになってきたと思うと、何となく気ぜわしく感じますね。私の子供の頃のクリスマスのときを思い出します。

 

私の子供の頃はサンタさんが来て、靴下の中にプレゼントを入れていると思っていました。だから、寝る前には、枕元に靴下を置いて、寝ていました。

 

朝起きて、靴下を見ると、中に、毛糸の手袋が入っていました。キャラメル一箱も入っていました。母が私のために手編みで手袋を作ってくれて、靴下にキャラメルと共に入れてくれました。

 

クリスマスのときは、母が私によく手編みの毛糸のセーターをプレゼントしてくれました。母は編み物が得意でした。毛糸を買ってきては、セーターやカーディガンを作って、家族や親類の人によくプレゼントしていました。

 

私が子供の頃は、クリスマスケーキのようなものはありません。もちろん、ローストチキンのような高級なものは、ありませんでした。

 

母は、クリスマスのときには、ちらし寿司を作ってくれました。ケーキがわりにくれたのは、我が家の畑でとったさつまいものふかしいもでした。ほっかほっかのふかしいもの味は、おいしかったと記憶します。

 

私が社会人になってからは、クリスマスイブのときは、同僚と一緒に、三宮の繁華街に行って、なじみのスナックに飲みに行きました。クリスマスイブの日は、どこの店に行っても人がいっぱいで入ることができずに、3~5店回ってやっと入れた記憶があります。

 

やっとスナックに入って、カウンターに座ると、最初に、どこでもシャンペンを出してくれました。シャンペンは口当たりがよいので、つい飲み過ぎてしまい、足がふらふらになりました。

 

私が家族を持ってからは、クリスマスイブの日は、残業をしないで定時に家に帰って、クリスマスのお祝いをしました。私は職場で注文したクリスマスケーキを持って帰りました。

 

クリスマスのときには、職場にクリスマスケーキに予約を取りにくる神戸の有名な洋菓子メーカーがありました。うろ覚えですが、確か、ユーハイムゴンチャロフだったと思います。その会社に職場で予約すると、2割ほど安く買うことができました。

 

私はユーハイムゴンチャロフの社長をよく知っていたので、必ず職場で予約しました。そして、自宅に帰るときにクリスマスケーキの入った大きな箱を大事に持って帰りました。

 

家に帰ると、家内が、クリスマスツリーを飾っていましたた。電飾がキラキラ輝いて、きれいでした。

 

妻は、子供用のノンアルコールのシャンペンを用意してくれていました。そのシャンペンで、乾杯して、クリスマスケーキにローソクをつけて、イブの夜を楽しみました。子供もまだ小さかったですが、大喜びでした。今も思い出すと、楽しくなります。

 

クリスマスには、ローストチキンを食べました。大きなもも肉のチキンの味は格別でした。私は、ケーキよりチキンが好きでした。大きなもも肉のチキン一本をすぐに食べてしまいました。小さな子供も、おいしそうに食べていました。

 

毎年、クリスマスイブは楽しい夜でした。

今でもなつかしく思い出します。

 

2019.12.24.(火曜日)午後1時45分

里山 歩樹(藪野 正昭)