今日は、朝から初夏のような陽気となりました。
今日は今週最後のパワーリハビリの日です。いつもの通り、朝早く起きて出かけました。玄関から出ると、さわやかな風が吹いてきました。
風がここちよく感じました。空を見ると初夏のような空が広がっています。
今日も、自宅で体温計で体温を測って出かけました。体温は36.4度でした。コロナ感染が問題になってからは、必ず自宅で体温を測ってから、平温のときだけ出かけるようになりました。
今日、パワーリハビリのポラリスに行くと、今日は一番乗りでした。今日のリハビリの参加者は9人でした。これまででもっとも少ない人数でした。うち4人が男性、5人が女性です。
やはり昨日の緊急事態宣言を受けて、自粛された人があったようです。リハビリ室に入ると、いつもよりテーブルとイスを離して座るようになっています。
リハビリ室のドアは、半開きになって、風が通るようになっています。ドアのすき間から入る風がここちよく感じます。風が入ってくると少し安心できます。
今日、リハビリの最中に外の景色をながめると、近くを黒い鳥がものすごいスピードで飛ぶ姿が見えました。先週も外を見ていると黒い鳥が飛ぶ姿が見えました。
そのときもツバメかなと思いましたが、まだ4月なのでツバメが来るのはまだ早いかなと考えていました。
今日は黒い鳥がポラリスの周りを盛んに飛び回っているので、スタッフの人に確かめると「ツバメです!!」とのことでした。やはりツバメでした。そういえば、毎年5月に近づくとツバメの姿を見るようになります。
そのスタッフの人からおもしろい話を聞きました。
私が部屋に風を入れるためもっとドアを開けて下さいと頼むと、スタッフの人はドアを開きすぎると、ツバメが部屋に入ってきますので、これ以上はドアを開けることはできませんとのことでした。
話を聞くと、ツバメが巣をつくるため、入ることができる家を探しているとのこと。ツバメ同士で、部屋に入ることができるところを争っているとのことでした。
そういえば、最近はどこの家も戸締りをしているので、ツバメも入ることができなくて、困っているようですね。ツバメと言えば、初夏の風物詩です。私は子供の頃から、ツバメの姿を見ると夏が近いと感じました。
私の小さい頃は、夏になると、ツバメの飛ぶ姿をいたるところで見ることができました。昔は、ほとんどの家の軒下には、ツバメの巣がありました。私が子供の頃に住んでいた家にもツバメが巣をつくっていました。
昔はどこの家でも夏は開けっぱなしにしていたので、ツバメは自由に家の中に入ることができました。私の子供の頃は、ツバメが巣をつくる家には幸せがやってくると言われていました。
そのため、私の子供の頃は、どの家もツバメを大事にしていました。ツバメが巣をつくると、しばらくすると子供が生まれます。ツバメは子だくさんで、子供は3羽から5羽もいることが普通でした。
ツバメのヒナがかえるとヒナの鳴き声が大変にぎやかでした。ツバメの巣ができるとツバメの親子のフンで地面がよごれますが、どの家でも家の人がきれいに掃除して、ツバメを大事にしていました。
昔は、ツバメの数が今よりもっと多かったように思います。昔は、外に出て、電線を見ると、ツバメが電線に並んでいる姿がよくありました。電線には10羽以上が並んでいることがよくありました。
子供が巣立つ時期になると、ツバメの親と、子供のツバメが、仲よく電線にとまっている姿がありました。ほほえましい光景でした。ツバメは、毎年同じ家にやってきて巣をつくると言われていました。
私は子供心にツバメがどうして家を見つけるのかと不思議に思いました。ツバメが毎年、同じ家に帰ってくるというのは不思議に思いました。
今日も、リハビリの部屋の中から外をながめていると、ツバメが窓のそばをものすごいスピードで飛び回っていました。よく見ると、どこか入るところがないか探しているように見えました。
ツバメの数は3羽か4羽でしたが、これからどんどん増えるでしょう。今年もはや、ツバメがやってくる季節になりました。この前まで暖房を入れていたのに、今日は窓を開けて入ってくる風がここちよく感じます。
今年も、はや初夏のような陽気になりました。今年はコロナに気を取られている間にもいつのまにか夏が近づいてきました。
夏までには、コロナもなんとかおさまってほしいですね。
ツバメも安心して巣づくりができるようになるとよいと思います。
ツバメが自由に飛び回る姿を見ていると、うらやましく感じます。
2020.4.9.(木曜日)午後2時30分
里山 歩樹 (藪野 正昭)