今年もはや12月半ばになりました。
12月と聞くとなぜか気ぜわしく感じますね。私が現役の頃は、12月が一番忙しい時期でした。
12月に入ると、朝からなぜか気ぜわしく感じて、一日を過ごすのが忙しくて大変でした。そのため、私は12月が一番嫌いでした。
12月になると、その年のうちにやるべき仕事がたくさん残っていて、毎日、朝早くから夜遅くまで働いていました。年内にやるべき仕事を急いでやるととともに、新しい年の仕事の計画づくりもありました。
その上に忘年会などがあって12月は忙しくて、気ぜわしくて、最もしんどい月でした。12月になると思い出すのが大掃除ですね。事務所でも、ロッカーや、机の中の整理などで、忙しく働いていました。
12月も半ばを過ぎると事務所の大掃除で大変でした。ロッカーなどの書類整理に追われました。書類は燃やすものと、燃やさないものに分別して、大量の書類などを整理しました。
一年の間にたまった書類などを整理すると、びっくりするほど大量のゴミができました。その大量のゴミを台車に乗せてゴミ捨て場まで持って行ったことが思い出されます。
私が現役のときは、パソコンがあまり利用されていなかったので、すべて紙に書いていました。そのために書類がたまって、ファイルが山のようにできました。
その山のようなファイルを整理するとびっくりするほど大量のゴミができました。その書類を整理すると、ロッカーは見違えるようにきれいになったことが思い出されます。
師走になると毎年事務所の大掃除が、大仕事でした。また、自宅に帰っても、家の大掃除をしたことが思い出されます。
家の中で家のガラス戸や網戸をすべて、雑巾で拭いたことが思い出されます。家のガラス戸や網戸を全部掃除すると、大変な仕事となりました。私は大掃除では網戸は全部はずして、水洗いをしました。
困ったのは、はずした網戸が元のところにうまく入らなかったことです。網戸を水洗いするときは水が冷たくてふるえながらやりました。窓や網戸の掃除が終わると、家の中の電灯をすべて新しいものに取り換えました。
家の中の電灯をすべて取り換えると大変な数になり、長い時間がかかりました。その後は、台所や風呂場の掃除をしました。台所や風呂場の掃除については洗剤を使って壁の掃除をしました。我が家の大掃除を全部すると一日仕事でした。
大掃除が終わると家の中がいつもより明るくなったように感じました。私は、家の大掃除が終わらないと正月を迎えられないと感じ、毎年、一日をかけて大掃除をしていました。
寒い風が吹く中での窓ガラスなどの掃除は、寒くて困りました。しかし、大掃除をすると、母が大変喜んでくれました。その母の喜ぶ顔が見たくて、私は毎年、家の大掃除をしたことが思い出されます。
家の掃除では庭にあった花もすべて植え替えました。花も正月用に植え替えたことがなつかしく思い出されます。
今年もはや12月半ばになりました。これからは大掃除をする家が増えてくるでしょう。
大掃除はその年一年の最後の大仕事ですね。
今では、寒い中での大掃除のことがなつかしく思い出されます。
2020.12.12.(土曜日)午後1時25分
里山 歩樹(藪野 正昭)