今、イギリスでは気候変動会議が開催されています。
この会議の最大のテーマは、CO2を減らすために世界がどんな対策をするかです。
その中でも最大の問題は、CO2を最も多く出す石炭火力発電所をどうするかです。このまま温暖化が進むと、世界の各国では火力や石炭などの発電によってこのまま温暖化が進み、地球に人や動物が住むことができなくなります。
日本はいまだに石炭火力発電所を増設しています。世界の流れは石炭火力発電所を2030年までに全廃することが話題となっています。ところが日本ではその世界の流れに反して、いまだに石炭火力発電所を持っています。
そのため、今回の会議では世界的な環境団体が日本を非難しました。日本では20年以上も前に京都でCO3が開催され、日本は地球温暖化問題では先頭を走っていました。
私はその宣言を知り、神戸の経済人として「地球にやさしい企業のある社会」を目指したことがあります。神戸は全国の都市の中では地球温暖化問題で一番先頭を走っていました。
ところが、今では神戸には石炭火力発電所が2基もあり、さらに2基が増設されることになります。かつての神戸の姿ではありません。
日本の神戸が世界の流れに反して石炭火力発電所を建設しているのことを大変残念に考えています。
日本、そして神戸が地球温暖化にリーダーシップを発揮して取り組んでもらいたいと思います。
皆様はいかがお考えですか。
2021.11.14.(日曜日)午前10時55分
里山 歩樹(藪野 正昭)