ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「働き方改革」

先日は「勤労感謝の日」で休日でした。

 

私は、8年前に退職して今は働いていませんので、申し訳ないように感じました。しかし、家庭の主婦は定年がないので、いつまでも家事の仕事をしています。家内は大変だなーと改めて思いました。家内に感謝、感謝です!!

 

私は、家内が毎日忙しく働き続けている姿を見ると、「主婦に感謝する日」があったらいいと思いますね。新しい休日として、「主婦感謝の日」を設けてはどうでしょうか?近年は「新働き方改革」が大きな社会的課題となっており、連日、マスコミでも報道されています。その背景には、長時間労働によって日本を代表する大企業で過労死が増えてきているためです。そのため、労働時間を規制することが大きな課題になっています。

 

私は、長時間労働の規制には大賛成です。働き過ぎて健康を害する等、おかしいですよね。ときどき私は、若い頃の仕事を思い出します。連日、深夜まで働いていておりました。私がいた部署は部長以下わずか10人程度の小さな部署でしたが、担当分野は広く、やるべき仕事が山ほどありました。

 

このため、少し大きな仕事やイベントが入ってくると、深夜まで働かないと間に合いません。定時の5時からが勝負でした。5時以降になると電話もなくなりますので、仕事に集中することができました。深夜の12時頃まで連日働いていました。土、日曜の休日も、一日は必ず出勤して仕事をしていました。

 

あるとき、1か月の時間外時間を調べてみると、1か月で150時間を超えていることもたびたびありました。最終電車に間に合わないときは、神戸の事務所から自宅のある川西までタクシーで帰る日が続きました。

 

タクシーがなくなると、事務所の隣のホテルに宿泊しました。若かったから不思議に苦痛になりませんでした。深夜まで部下とビールやおにぎり、カップヌードルで夜食を食べながら、仕事をしていました。皆でわいわいと話しながら、楽しく仕事をしていました。

 

そのとき私が思ったのは、長時間労働によって疲れますが、一晩寝ると疲れが取れました。問題は、精神的な疲れですね。なかなか疲れが取れません。何か悩みや心配事があると、心が疲れてなかなか疲れが取れません。要は、ストレスですね。

 

長時間やっていても、ストレスを感じないと疲れないことがわかりました。仕事に夢中になっていると、不思議とストレスがありません。皆でわいわいがやがやと話しながら仕事をしていると、すぐに時間が過ぎていきました。働き方改革のポイントは、長時間労働の規制だけでなく、職場でストレスのない環境を作り出すことだと思いました。

 

そのためには、長時間労働の規制とともに、職場の正規職員と非正規職員の差別の解消、それとハラスメントのない職場環境の醸成、さらに、楽しく仕事ができる環境作りが重要です。要するに、人々の意識の改革が最も大切ですね。

 

神戸の会社で、日本一面白い会社を目指している企業があります。その会社では、若い女性が生き生きと楽しく働いています。要は、働く人が楽しく、明るく働ける環境を作ることが最も大切です。

 

皆さん、働く人を大切にしましょう。

 

 

2019.11.25(月曜日)午後3時47分

里山 歩樹