今日4月29日は昭和の日で祝日です。
以前は天皇誕生日と言っていました。この4月29日は私にとっては忘れられない日です。
私が結婚した記念日が4月29日です。私は家内と職場結婚をしました。そして、結婚式は当時神戸でもっとも有名なホテルであった「オリエンタルホテル」ですることになりました。
このオリエンタルホテルの宴会場で結婚の披露宴を開催しました。私は30才を少し超えていましたが、家内はまだ20代前半でした。なぜ神戸のホテルで結婚式をあげたかというと、家内が生粋の神戸っ子で、実家が御影にあったからです。
仲人は当時の私が勤めていた団体の専務理事でした。結婚披露宴には、大学時代の友達がたくさん出席してくれました。
当時は神戸ではオリエンタルホテルで式をあげるのが若いカップルのあこがれでした。私は仕事でオリエンタルホテルの支配人や幹部の人をよく知っていましたので、オリエンタルホテルに依頼しました。
新婚旅行はハワイでした。出発するとき、空港には大学時代の友達が大勢来てくれました。
ハワイは私も家内もはじめてで、ハワイの飛行場に着くとハワイのフラダンスで迎えられて、きれいな花のレイを首にかけられて、リムジンに乗ってホテルに行ったことを今も覚えています。私はホテルや観光地では英語ができないので困りました。
私は、結婚してしばらくは神戸の六甲にマンションを借りて住んでいました。六甲からは勤務先まで40~50分で行くことができるので便利でした。
私は、若いときは、仕事ひと筋で朝早く出かけて、夜遅くまで仕事をしていました。休みの日はほとんど出勤して仕事をしていました。子供ができても子供の世話は家内にまかせきりでした。
そのため、家内には悪いことをしたと今も思っています。しかし、家内は一言も文句を言わずに、子供の世話をしてくれました。
六甲のマンションの近くに家内の実家があったので、休みの日には家内の実家によく遊びに行ったものです。家内の自宅からは六甲山や海へ行くことができました。神戸は住む街としては、日本でも最高の街だと感じました。
子供を育てるには神戸の街は最高です。子供たちも小さいときに神戸で育ったので、家内も子供も今も神戸の街が大好きで、今でもよく神戸のことを話しています。
オリエンタルホテルで結婚式をあげてからこれまでほぼ40年が過ぎました。私は家内と結婚してよかったと今でも思っています。
本当に家内にはお世話になりました。
家内には感謝しても、感謝しても、しきれません。
「結婚してくれてありがとう!!」
2021.4.29.(木曜日)午前7時
里山 歩樹(藪野 正昭)