ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「3月という月」

今日は、3月1日です。

今年もはや年度末の月になりました。3月と言うと、私は、なぜか気ぜわしく感じます。現役のときは3月は一年で忙しい時期でした。

 

また、別れの月でもありました。このため、私は3月については、あまりよい印象がありません。サラリーマンにとっては、3月は、最も忙しい時期でした。

 

特に、3月は、サラリーマンにとって最も気になる人事異動の時期です。私は長く人事を担当していましたので、人事異動案については、いろいろと悩みました。

 

人事異動については、喜ぶ人がいれば、失望する人もいます。本人の期待に反した人事異動を告げるのは、大変気を遣いました。私は人事の仕事があまり好きではありませんでした。

 

しかし、組織にとって、人事は最も重要なことですので、失敗はできません。私は、人事異動のことについては、一年中、いつも検討していました。最後の最後まで、熟慮を重ねて最終人事案を決めました。

 

自分で作った人事案に職員がどんな反応をするかある程度予想できますので、職員ひとりひとりの反応と、顔が目に浮かんできました。人事については、本当に気を遣いました。3月は、ある意味、つらい時期でもありました。

 

3月は、別れの月でもあります。3月末で定年を迎える人、異動で転勤される人などが、お別れのあいさつに来ることが多いのも3月でした。

 

長くお付き合いをした人が退職や異動で別れのあいさつに来られるのが3月です。寂しいことが多くあるのが3月でした。

 

3月は、その年の仕事に結論を出す月であり、一方では次年度の仕事や事業のプランを作る月でもあり、大変忙しい時期でした。サラリーマンにとって、3月は一番大変な時期でした。

 

仕事が順調にいっているときは、3月は、次の年度への移行期で、新しい気持ちで仕事にとりかかることができる月でもありました。

 

しかし、仕事がうまくいっていないときは、3月はつらい時期でもありました。サラリーマンにとっては、3月はいろいろ考えることが多い時期でした。

 

今年もはや3月。人事の季節になりました。このところ、新聞を読んでいると、企業の人事異動の記事が大きな紙面を割いて載っています。

 

この時期はどこの企業でも、役員人事が行われています。新聞を見ていると、私の知人も人事面で出ていました。まだ頑張っている人もいました。私が勤めていた団体でも、おそらく人事異動が行われているはずです。

 

私と一緒に仕事をした職員がどうなるか大変気になります。

 

かつての私の部下から、今年の人事異動で喜びの連絡が来ることを楽しみにして、待っています。

 

2020.3.1.(日曜日)午後1時

里山 歩樹(藪野 正昭)