ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「大みそか」

今年も、明日は大みそかです。

一年が過ぎるのもあっという間ですね。我が家では大みそかの日には、いつもこたつに入って、テレビを見ながら過ごしていました。

 

12時近くなってから、年越しそばを食べました。年越しそばには、海老の天ぷらや、にしんを入れて食べたことが多いと思います。少しお腹が空いているので、年越しそばはおいしく感じます。私は年越しそばが好きです。

 

年越しそばを食べたあとは、紅白歌合戦を見てから、我が家の近くの神社「多太神社」に初詣に出かけるのが習慣でした。12時過ぎに家を出ると、道中で近くのお寺の除夜の鐘が聞こえてきました。

 

以前は寒い冬が多かったので、出かけるときは、手袋やマフラー、帽子をかぶり、分厚いコートを着て出かけました。ときには、冷たい雪がちらつくときもありましたが、小さい子供たちも、眠たいのをガマンして、一緒に初詣に出かけました。

 

神社に行くと、早くも長蛇の列です。私達はその最後尾に並んで待ちました。鈴を鳴らし、おさい銭を投げて、2礼3拝をしました。神社の境内では、大きなたき火を地元の青年団の皆様がしていました。

 

私達は寒いので、そのたき火の周りに行って、暖を取りました。たき火は、大きな木でやぐらを組んで燃やしていましたので、そのたき火の火は空高くまで届いていました。たき火の炎の灰が頭の上に落ちてきました。私は、灰で服が燃えないか心配でした。

 

たき火の近くでは、青年団の人が、たる酒と甘酒を配っていました。私は、紙コップに入ったたる酒をたき火の近くで飲みました。おいしい清酒でした。お酒を飲んだあとは、甘酒を頂きました。甘酒は甘くておいしい甘酒でした。飲むと体が温まりました。

 

甘酒は母が大好きだったので、家で留守番をしている母のために、甘酒を2つもらって、家に持って帰りました。神社から帰る道中には、これからさらに多田神社に参る人がいました。

 

私達は、元日に多田神社に行くので、大みそかの日はそのまま家に帰って、風呂に入ってから寝ることにしました。疲れていたので、家に着くとすぐに寝てしまいました。大みそかのなつかしい思い出です。

 

以前は大みそかの日は紅白歌合戦を家族そろって見るのが楽しみでしたが、近年は知らない歌手や歌ばかりで、面白くなくなったように思います。

 

紅白もずいぶん変わりました。最近はバラエティー番組のようになりましたね。昔は、家族でその年に流行した歌をゆっくりと聞いて過ごしたように思います。

 

ミカンを食べながら、紅白の歌を聞くのが、我が家の大みそかでした。

なつかしい思い出です。

 

2019.12.30.(月曜日)午後12時

里山 歩樹 (藪野 正昭)