ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「リモートの時代」

コロナで明らかになったのは日本社会のデジタル化の遅れです。

コロナで国が支援金を10万円市民に配るのに、大騒動です。配布先を正確に調べるのに、行政では大騒動でした。

 

世界各国では、行政のデジタル化が進んでいて、すぐに支援金を配ることができたのに、日本は行政の体質や対応が旧態依然でアナログのままでした。今回のコロナ問題で、日本社会の遅れが顕著になりました。

 

今でも、毎日、発信されている今回の感染者数の把握も、いまだにFAXと手作業で集計しているとのことです。まったく呆れますね。日本の行政の旧態依然はまったく呆れますね。

 

コロナ問題が発生してから、日本社会のデジタル化の必要性が明らかになりました。コロナで出かけられない人に対してはリモートで交流することの重要性が明らかになりました。

 

コロナで学校に行けない学生に対しては、欧米ではオンラインで教育をしていると聞きます。日本ではオンライン教育はわずかしかありません。

 

先般、テレビを見ていると、大学生でもこの春に入学したけどいまだに大学に行ったことがないと言っていました。そのため大学でオンラインで授業をしているようです。

 

オンラインで教育や研究をすることは、欧米の大学でかねてから一般的になっているとのことです。欧米社会ではコロナ問題が発生してもオンラインで社会活動が行われています。

 

私は以前からいつも感じていましたが、行政の遅れですね。日本では必要になると必ずわざわざ市役所に出かけていって、手続きをする必要があります。窓口に行っても、長く待たされて困ることがありました。

 

行政の窓口の作業を見ると、ほとんど手作業です。行政のデジタル化の遅れが以前から気になっていました。コロナ問題で社会のデジタル化の重要性が明らかになりました。これを機会に、日本社会のデジタル化が急速に進むことを期待します。

 

私が特に期待したいのは、行政の手続き、病院のデジタル化、リモート化ですね。行政ではわざわざ行かなくてもリモートですべての手続きができるようにしてほしいですね。

 

それと病院でも可能な限りリモートで診察ができるようにしてほしいですね。私は2カ月に1回病院に定期健診に行きますが、窓口に行くと1時間ほど待って、やっと診察が回ってくると診察はわずか5分で終わりました。

 

そのくらいはリモート診察ができるように思います。また薬も、あらためて、薬局に行ってもらう必要があります。これも、リモートで薬局に薬の注文をして、その後自宅へ配送してくれるようになると大変助かりますね。

 

今では何でも自宅に品物を届けてくれる時代になりました。ところがよく見ると行政と病院だけは、昔から必ず、わざわざ苦労して窓口に行かないとサービスを受けることができません。

 

日本の行政サービスと病院のサービスはいまだに旧態依然として、以前とまったく変わっていません。まったく時代遅れなことが行政と病院では続いています。

 

行政と、病院などの関係機関のデジタル化が進んで、リモートでサービスが受けられるよう時代になると、日本の社会ももっと生活しやすい社会になると思いますね。

 

コロナ後の時代ではテレワークやワーケーションの時代になって、働き方や生活スタイルが大きく変わります。そのためには、行政もデジタル環境を整備していて、リモート化を進めるべきだと思います。

 

私は何もリモート化ができれば、何でもよいとは考えていませんが、リモート化で暮らしが楽になれば、そのエネルギーをほかのことに回すことができると思います。

 

日本社会はデジタル化を進め、リモート社会づくりを進めるべきだと考えます。

 

 

2020.8.22. (土曜日)午前11時45分

里山 歩樹 (藪野 正昭)