ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「節分について」

今年も節分が近づいてきました。

今年はなぜか、2月2日が節分の日になるとのこと。なぜ今年だけが2月2日の節分になるのかよくわかりません。

 

しかし、節分になるということは、寒い冬ももう少しすると春になるということですね。私は節分のことを考えると、子供の頃の節分のことを思い出します。

 

私が子供のときは、ボール紙で赤鬼のお面を作って、友達と遊んだことが思い出されます。赤鬼の面の作り方は、小学校の先生に教えてもらいました。そして、豆まきに使う豆は、我が家の畑で作った豆を自宅で炒って作ったことが思い出されます。

 

自宅で炭火で豆を炒ると香ばしい香りが家中に広がりました。私はその香ばしい香りがする豆が大好きでした。炒った豆は、小さな木のますに入れて、豆まきをしました。

 

私は豆が好きなので、豆まきをするのがもったいなくて、食べてばかりいました。母からは自分の年の数だけ食べなさいと言われていました。私は香ばしい豆がおいしいので、自分の年令の何倍もの豆を食べて、母に笑われたことがあります。

 

豆はいっぱい食べると、あとでお腹がはってきて困ったことが思い出されます。私が子供の頃は自分の家で節分の豆をつくるのはどの家でもやっていました。家で赤鬼の面を作り、自宅で豆をいるのが昔の田舎の習慣でした。

 

豆まきの豆は近年はスーパーで売っていますので、今はスーパーで節分用の豆を買ってきて豆まきをするようになりました。節分の豆を作っている会社が神戸の長田区にあります。 

 

吉田ピーナツという会社ですが、節分用に毎年いって、全国のスーパーなどに販売しています。豆には赤い紙の面がついています。

 

私はその赤い面をかぶって鬼ばらいをしたものです。私は節分になると神戸の吉田ピーナツの豆のことを思い出します。

 

神戸には、豆についてはほかにもおいしい豆をつくる会社があります。神戸の東灘区にはアーモンドの豆を作って販売している東洋ナッツという会社があります。

 

東洋ナッツの社長は私も現役のときに何度かお会いしたことがあります。東洋ナッツのアーモンドを頂いたことがあります。

 

今年は来週には節分の日になります。近年は節分の日に恵方巻を食べる習慣がありますが、豆まきのことはあまり話題にならないようですね。

 

私も毎年、家内が恵方巻を買ってきてくれるのでおいしい寿司を食べています。なぜ節分の日に恵方巻を食べるようになったのか私はいまだに理解できません。聞くところによると大阪の寿司屋の提案だと言われています。

 

節分の日に恵方のほうに向かって食べるとよいことがあると言われると巻きずしを食べるのは、寿司屋の宣伝とわかっていても、食べるようになるのが人情ですね。

 

巻きずしもいいですが、神戸の企業の豆を買って豆まきをしてください。

 

 

2021.1.28.(木曜日)午後2時50分

里山 歩樹(藪野 正昭)