ひょうご☆ふるさと~風だより。

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神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【日常通信】―スイカの思い出

連日の熱帯夜です。

 

クーラーをかけていますが汗だくです。寝苦しくて、夜中に何度も
目が覚めました。そのたびに、洗面所にいって水を飲みました。今
年の暑さは特別です。窓を開けても温かい風が入ってきます。庭の
植木や草花もぐったりしています。蒸し暑くてたまりません。今日
も朝からかんかん照りです。強い日射しが窓から入って来て、暑く
てたまりません。

 

冷たい牛乳やアイスコーヒーばかり飲んで、お腹がタブタブです。
あまりにも日差しがきついのでカーテンを閉めていますが、そのカー
テンを通って太陽が入ってきます。クーラーと扇風機をかけていま
すが、それでも汗が吹きだしてきます。暑いです。暑くてたまりま
せん。何とかなりませんかね。なりませんよね。辛抱です。我慢す
るしかありません。我慢するのみです。

 

暑い時によく冷えたスイカを食べるとスーとしますね。我が家では
夏になると、家内が食後のデザートに毎日、スイカを出してくれま
す。よく冷えて冷たいスイカはジューシイで美味しいですね。暑く
て食欲がない時にもスイカならいくらでも食べることが出来ます。

冷たいスイカを食べると、暑くなった体が冷やされて気持ちがいい
ですね。スイカは夏の果物の王様です。私はスイカが大好きでほぼ
毎日食べています。

 

スイカについては、子どもの頃の楽しい思い出があります。子供の

頃は自宅の裏の畑で祖母が色々な野菜と一緒にスイカやマッカを作っ
ていました。スイカは、よく、水を吸うので、祖母は炎天下の中を
毎日、水を撒いていました。スイカの実が出来ると毎日、眺めに行っ

ていました。スイカの実の下に藁を敷いてスイカが腐らないように

気をつけていました。ネズミやカラスがきてスイカを食べないよう

にしていました。

 

私はスイカが大きくなるのが楽しみで毎日、畑にいってスイカを眺
めていました。スイカが最初はゴルフボールぐらいの大きさからだ
んだん大きくなっていくのが楽しみでした。大きなスイカになると、
子どもの私では持つことが出来ない程大きくなります。指で叩いて
「ポン、ポン」といういい音がすると食べごろです。見ているだけ
で甘いスイカの香がします。

 

畑で採ったスイカは冷たい井戸水で冷やしました。当時は冷蔵庫な
んかありません。井戸水が冷たかった記憶があります。井戸水に入
れて2、3時間するとスイカはよく冷えました。畑から採りたてで
すので、スイカは瑞瑞しくて、とても甘くて美味しかった記憶があ
ります。少し、塩をつけて食べるとさらに甘くなりました。

 

まな板の上で切った大きなスイカを両手でもってかぶりついて食べ
ました。スイカは、豪快にかぶりついて食べるのが美味しいですね。
甘くて美味しいのでいくらでも食べることが出来ました。スイカで
お腹が一杯になりました。畑で採れたスイカの中には黄色いスイカ
もありました。少し小さなスイカでしたが、甘くて美味しかった記
憶があります。

 

マッカウリもよく、採れました。マッカも美味しかったですね。沢
山なったので毎日、畑にいってマッカウリを採って食べていました。
美味しかったです。夏になると私は、裏の畑でスイカを採った事を
思い出します。祖母が畑で暑いのに、水を撒いていた姿を思い出し
ます。あの時に食べたスイカの味は最高でした。今も思い出します。
遠い夏の懐かしい思い出です。

 

あの時も畑に行くと、トンボやアゲハ蝶が沢山飛んでいました。畑
の柿の木にはセミが一杯鳴いていました。真夏の暑い時間がゆった
りと流れていました。時々、吹いてくる風が涼しく感じられました。

 

のどかな、田舎の夏の時間がゆっくりと流れていました。

 

子供の頃の夏の懐かしい思い出です。

 

2015.8.1. 里山 歩樹