ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【神戸通信】―神戸のパンについて

今日も雨です。

 

このところ雨が続いています。秋に降る雨は気が滅いります。ザー

ザーという雨の降る音が聞こえてきます。本当によく降ります。こ

れでは洗濯物が乾きません。雨の日は薄暗くて嫌ですね。何となく、

気分も沈みがちになります。

 

ザーザーと言う雨の音が物悲しく聞こえます。今日で、3日連続の

雨です。いつまで降るのでしょうか。太陽の日差しが恋しいですね。

早く、明るい光が差してくるのを心から望みます。早く、青い空と

明るい日差しを見たいですね。

 

今日は、なぜか、新聞の休刊日です。新聞がないと、時間を過ごす

のに困ります。しかたなく、昨日の新聞を読み返しました。何度読

み返しても記事は昨日と同じです。当たり前ですね。変わっていた

ら大変です。

 

休刊日になると新聞のありがたさを感じます。そこで、思いました。

休刊日は、新聞のありがたさを購読者に分からせるためにあるのだ

と。新聞社も意地悪ですね。よく、分かりましたので、休刊日を減

らしてください。

 

昨日の新聞を読んでいると神戸のパン文化の話が出ていました。神

戸は幕末の開港以来、パン文化が市民に浸透していました。今もパ

ンの消費量は全国一です。昨年、兵庫県の大学を中心に「日本パン

学会」が創設されました。神戸の市民は何でも学会を作るのが好き

ですね。「洋菓子学会」もあったと思います。

 

神戸市民にとっては、パンは食生活に欠かせません、米と同じに必

需品です。パン文化が根付いているので、神戸ではコーヒーと紅茶

が欠かせません。神戸はパン文化の街であるとともにコーヒーと紅

茶文化の街でもあります。コーヒー最大手の「UCC上島珈琲」の

ポートアイランドの神戸本社には「コーヒーアカデミー」があった

と思います。

 

神戸の街で日本人が最初にフランスパンを作ったのはパンの最大手

「ドンク」の創業者の藤井氏だったと言われています。今も、三宮

センター街の一角の創業の地で店を開いています。ドンクは今や、

全国展開をしている大会社に発展しました。私はドンクのフランス

パンが大好きです。初めてドンクのフランスパンをたべた時は、パ

ンの皮が硬くてビックリしましたが、食べると其の硬さが美味しく、

以来、フランスパンは硬くないと物足りなくなりました。

 

ドンクのパン職人ビゴ氏が独立して開店したのが「ビゴ」です。フ

ランス人のパン職人です。ビゴの店では、店でパンを焼いています。

窯から出した焼きたてのパンを買う事ができるので、ファンが多い

です。神戸の街以外にも芦屋や阪神間の百貨店の中に店を出してい

ます。私もビゴのパンが大好きで、よく神戸の店でビゴのフランス

パンを数本買って帰りました。

 

神戸にはドイツパンで有名な店もあります。特に有名なのはフロン

ドリーブの食パンです。フロインドリーブの食パンを求めて遠くか

ら神戸に来る人もいます。食パンはすぐに売り切れてしまいます。

神戸の古い教会の中に店があります。ユーハイムもドイツパンを販

売しています。

 

神戸の街ではドンクやユーハイムのような大手の会社だけでなく、

美味しいパンを作っている街中のパン店があちこちにあります。パ

ンの店を回って食べ比べるイベントもやっています。神戸のホテル

のパンを食べ比べるタクシーも走っています。神戸の北野のホテル

は日本一美味しい朝食を作ることで有名です。もちろん、ホテル特

製のパンが出てきます。

 

神戸の街の中を歩いていると香ばしいパンの匂いが漂ってきます。

思わないところに、人気のパン屋さんがあります。菓子パンを作っ

ている有名な企業も神戸にはあります。正に神戸はパンの街ですね。

このブログを書いていると、ビゴのパリジャンが食べたくなりまし

た。

 

パリジャンを手でちぎって、オリーブ油をつけて食べると最高です

よ。

皆さんもいかがですか。

 

2015.11.9. 里山 歩樹