ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】-「早春の里山」

今日は、リハビリの日でした。

リハビリに行くため、玄関を出ると風が強くて、吹き飛ばされそうになりました。

 

まだ1月ですので、春一番には早すぎます。しかし、太陽の陽光は春めいています。空が明るくて、春の陽光です。私はこの陽光を見て、今年も、はや春だなと感じました。

 

温暖化のせいか全国各地でも、1か月以上も早く季節が進んでいると言われています。今日、朝刊を読んでいると、沖縄では、桜が開花したと出ていました。季節は確実に、南から、春に近づいています。

 

この時期になると、私は元気なときは、早春の里山によく出かけました。あたたかい陽光が差している里山に小さなリュックサックをかついで里山の山歩きに出かけました。

 

里山の中に入るとまだつめたい風が肌を差しますが、気持ちのよい風でした。早春の里山に行くと、山の木々をよく見ると小さな新芽が枝のいたるところに見ることができました。春を待っているようです。

 

里山の木々の中を歩いていると、あちこちから小鳥のさえずりが聞こえてきます。ひさしぶりに聞く小鳥のここちよいさえずりに私は、じっと耳を傾けました。小鳥の姿を探しましたが、どこにも小鳥の姿は見えません。

 

私は2月に入ると待ちかねていたように、近くの里山に出かけて、小鳥のバードウォッチングや、山菜取りに出かけました。

 

昔はよく雪が降ったので、2月の里山に行くとあちこちに雪が残っていました。谷川の水に手を入れると氷のようなつめたい水が流れていました。

 

谷川のあたりをしばらく眺めていると、野鳥が水を飲んでいる姿を見ることができました。私は早春のほのかにあかるく、あたたかい里山が好きでした。

 

2月に入ると、早いところでは、竹やぶの中にはたけのこが芽を出すところがあります。私は里山の中に、自宅の竹やぶがあったので、よくタケノコを採りに行きました。

 

タケノコ採りには、まだまだ早いですが、今年のような暖冬の時期は、早くもタケノコが芽を出しているかもしれませんね。

 

私は、春の里山には、よく、わらびなどの山菜を採りに行きました。我が家の里山では、品質のよいわらびが採れました。

 

私は、長年の経験からわらびが生える場所をよく知っていましたので、太いわらびを選んで、家に持って帰りました。

母はわらびが好きでしたので、我が里山からわらびを持って帰ると大変喜んでくれました。

 

今年も、春が近づいてきました。

 以前、早春の里山をゆっくりと歩いて、楽しんだことが、なつかしく思い出されます。

 

 

2020.1.28.(火曜日)午後2時23分

里山 歩樹 (藪野 正昭)