ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「春の小川」

今日は2月2日。

節分の日です。なぜかよくわかりませんが、124年ぶりに2月2日が節分になったとのこと。

 

このところよく雨が降ります。昨夜も激しい雨が降っていました。ところが、朝になってリハビリに出かける時になると雨はやんでいます。道路を見ると少し濡れていますが、空を見ると太陽の光が雲の間からもれてきました。

 

リハビリが終わって帰る頃になると明るい陽光が照ってきて、外に出ると春のような明るい日です。今日は4月上旬のような気温になるとのこと。

 

このところ雨が多くなると、ひとあめ、ひとあめ春に近づくように感じますね。私は今日のような小春日和の日になると、子供の頃に、よく小川でメダカをとって遊んだことを思い出します。

 

私が子供のときは、以前の自宅の裏には広い畑がありました。その畑のそばには、塩川からの水が流れていました。その小川に遊びに行くと、小川の中をのぞくと、小さな魚がいっぱい泳いでいました。

 

その数は数えられないくらい多く、小さな魚がいっぱい泳いでいました。メダカの群れです。私の子供の頃は、どこにいっても小川ではメダカがいっぱい泳いでいました。

 

私は、そのメダカをとるのが大好きで、天気のよいときはまだつめたい水の中を泳いでいるメダカをとって楽しんだものです。とったメダカは自宅に持って帰って、家にあった大きなカメの中にメダカを入れ、飼っていました。

 

メダカは小さな小魚をたくさん産みました。いつのまにかカメの中のメダカが増えていました。近年はメダカを見ることは少なくなりましたが、私の子供の頃は小川に行けばたくさんメダカが泳いでいました。

 

メダカもいろいろなメダカがいました。透き通ったようなメダカや銀色のメダカ、赤メダカなど、いろいろなメダカがいました。

 

春の小川に行くといろいろなメダカがいっぱい泳いでいるので、そのメダカをとることが私の子供の頃の楽しみでした。畑のそばの小川でメダカとりで遊びながら、畑で植えていたイチゴを見つけては、赤いイチゴを探して、つまみ食いしたものです。

 

春になるとイチゴも大きなイチゴがとれました。私は畑でとりたてのイチゴを水で洗って、甘いイチゴを食べたものです。

 

畑のそばを流れる小川では、その小川の水を大きなひしゃくですくって畑で植えていたイチゴやいろいろな野菜に水をやるのが、私の仕事でした。春の畑に行くと、畑ではイチゴのほかに菜の花が育っていました。

 

その菜の花は、蝶々がひらひらと飛んできて、菜の花の花にとまって、蜜を吸っていました。

私はその蝶々の吸っているところを眺めながら、春のあたたかい中で静かに楽しんでいました。

 

子供の頃の小川で遊んだなつかしい思い出です。

 

 

2021.2.2.(火曜日)午後2時10分

里山 歩樹(藪野 正昭)