ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「ツバメの話」

今年も初夏になり、外に出るとツバメが空を飛び回っている姿をよく見るようになりました。

ツバメが飛ぶ姿は、日本の夏の風物詩ですね。

 

私は川西で生まれ育ってきましたが、子供の頃はツバメが田んぼや家の周りを飛び回っていました。川西の家ではどこの家でも、家の中にツバメが巣づくりをしていました。

 

かつての我が家でも、毎年夏になると、ツバメがやってきて、土間の上に巣をつくって、毎年夏になると2回ほど子供を産み育てていました。

 

昔の田舎ではどの家でも開けっぱなしでしたので、ツバメは自由に家々の中に入って、巣づくりをしていました。

 

ところが、昨日リハビリに出かけると、いつも見るツバメの姿が見えません。リハビリに来ている仲間もツバメはどうなったのか?と言っていました。

 

私は、ツバメが消えているというので不思議にスタッフの人に聞くと、なんと、カラスがツバメの巣を荒らして、それ以来ツバメが来なくなったとのこと。ツバメにとってカラスは天敵です。

 

カラスにねらわれるとツバメはどうすることもできません。幸いスタッフの人の話では、まだ巣をつくっただけで卵は産んでいなかったとのこと。

 

私をはじめリハビリに来ている人の多くはツバメが子育てをするのを楽しみにしていました。それがカラスのために、ツバメの姿を見ることができなくて、みなさんがっかりしていました。

 

ツバメはかしこいので、カラスが来ないところを選んで巣をつくっているはずですが、カラスも頭がよいのでツバメの巣をねらっているようですね。スタッフの人もツバメがかわいそうだと言っていました。

 

今年も初夏になり、ツバメが飛ぶ季節になりました。カラスを心配しなくて、ツバメが安心して子育てができるようになることを望んでいます。

 

「ツバメ、また来てくれよ!!」

 

 

2021.5.26.(水曜日)午前8時50分

里山 歩樹(藪野 正昭)