ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「みなと町・神戸のまちあるき」

神戸は明治の始めに神戸港を開港して、国際港湾都市として発展してきました。

そのため、神戸は海外からの人や情報、文化などの窓口として発展し、神戸の街には国際的でエキゾチックな街並みが今でも残っています。

 

その代表の一つが北野町、旧居留地南京町などです。私が今の神戸でみなと町としての風情を今も残している街として、よく散歩した街があります。その街は乙坂通りと言います。

 

元町商店街の南側に一筋下ったところに乙仲通りと言われる通りがあります。その名前の通り、神戸港の中で港湾事業をしていた乙仲という業者が集まっていた通りです。

 

今は港湾作業は近代化されて乙仲などはなくなりましたが、昔は港の中で作業をする関係業者が多数ありました。その企業の一連が乙仲と言われていました。その乙仲業者が集積したために、乙仲通りと言われていました。

 

そこに行くと、今でも、かつての神戸の面影が残されています。レトロビルが並び、行くとタイムスリップしたような感覚になります。

 

乙仲通りのビルは今は若いクリエーターの活動拠点となっており、クリエイティブなショップがたくさんあります。神戸のセレクトショップで有名な「ランチキ」の本社と店もあります。

 

私は神戸の街によく散歩に出かけましたが、その中でも、乙仲通りがもっとも好きな場所でした。乙仲通りに行くと若いクリエーターのカフェ、レストラン、セレクトショップなどがあり、大変楽しい街です。

 

神戸に来られた人には、ぜひ乙仲通りを散歩されることをおすすめします。

神戸に残る港町の雰囲気があって、感激しますよ。

 

 

2021.6.3.(木曜日)午前8時45分

里山 歩樹(藪野 正昭)