一昨日、家の中で寝ていると、外から何やら鳴き声が聞こえてきました。
しばらくするとじっと耳を傾けて聞いているとセミの鳴き声でした。セミはクマゼミで、「シャンシャンシャンー」と勢いよく鳴いていました。
以前からセミが鳴いているとは聞いていましたが、実際にセミの鳴き声を聞くのは、一昨日が初めてです。今年もいよいよセミが鳴く季節になったと思うと、暑い夏が本番になってやってきたと感じます。
私は子供の頃からセミが好きで、私が子供の頃はセミと言えばニイニイゼミやアブラゼミでした。近くの公園の桜の木に行くと、アブラゼミやニイニイゼミが太い桜の木の幹に何匹も並んで止まっていました。
たくさんいるので、セミをつかむことは簡単でした。私はセミを手でつかまえては、虫かごにいっぱい入れて遊んでいました。セミは虫かごの中でも元気に鳴いていました。
セミの鳴き声は私達の子供の頃は夏の風物詩でした。セミとりをして夏を過ごしたものです。我が家の庭にもセミがたくさんいました。私は朝起きて庭に出ると、セミが羽化する姿を植木のそばでよく見かけました。
セミは羽化すると白い姿でした。翌日にもう一度見に行くと、セミはどこかに飛んでいっていませんでした。近くの木からセミの鳴き声が聞こえてきました。
川西でもこの頃はセミでもクマゼミが一番多いようですね。温暖化のせいでセミも南の地方にいたクマゼミが川西にも多くなってきて、セミの鳴き声の代表格は「シャンシャンシャンー」になりました。
私が子供の頃はセミの鳴き声といえば、ニーニーゼミの「ニーニーニー」という小さな鳴き声とアブラゼミの「ジージージー」という大きな鳴き声でした。日本も気候が変わってきたと感じますね。
私はセミが鳴くセミしぐれが好きで、よく近くの公園に出かけたものです。
今年もセミが鳴く夏の季節がやってきました。セミの声を聞くと何となく夏なったと感じますね。
今年もセミが鳴き出しました。
いよいよ夏本番です。
2021.7.6.(火曜日)午前7時
里山 歩樹(藪野 正昭)