今年もはや8月に入っています。
毎日暑い日が続いています。このような暑い夏は、私は庭に出ては毎日たくさんの花や植木の水やりをしていました。
夏は庭の植木や花に水をやるのは私の仕事でした。その中で毎日水をやっていたのが、あさがおの花でした。母はあさがおの花が大好きで、毎年あさがおの種をプランターにいっぱい植えていました。
隣の庭との間にある金網の下に種をまいていました。母と私は夏が近づくとあさがおの種をまいて、小さな芽が出てくるのを楽しみに毎日水をやっていました。あさがおは種をまくと、1週間もすると小さな新芽を出してきます。
そして、どんどんとつるを延ばしていきます。私はあさがおのつるのために部屋のベランダから細いロープをつるしていました。あさがおはそのループにつるを巻いて、2階まで伸びていきました。
隣の家との間の金網のそばに植えたあさがおの種からも青い芽がどんどん出てきて、金網にどんどんつるを延ばしていきます。花が咲きだすと我が家では2階からのロープや隣の垣根のつるには、赤やピンクのあさがおがいっぱい咲きました。
母はあさがおの花が咲きだすと毎日庭に出て、あさがおの花を見て喜んでいました。夏の花の代表といえばあさがおの花ですね。我が家では毎年あさがおの花が枯れた後に種をとっておいて、庭にまくのが習慣でした。
近年はあさがおの花を見ることが少なくなってきましたが、ときどきリハビリで外に出たときに近くの家の庭にあさがおの花が咲いているのを見つけることがあります。
あさがおの花はかわいくて、綺麗ですね。
夏といえばあさがおの花を思い出します。
母が毎日あさがおの花に水をやっていたことを思い出します。
2021.8.8.(日曜日)午前11時
里山 歩樹(藪野 正昭)