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ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【神戸通信】―酒粕のはなし

今日は、朝から曇り空です。

 

薄暗い一日となりました。黒い雲が空を覆っています。今にも雪が

降ってきそうな空模様です。気温も昼になっても上がりません。昨

日の温かさはどこに行ったのでしょうかね。また、寒い冬に逆戻り

です。2月1日ですからね。冬はこれからが本番です。

 

窓から外の景色を眺めても寒々とした冬景色です。灰色の風景を見

ると余計に寒さが身に染みるように感じます。東京にいる娘のメー

ルでは、また雪が降って、ものすごく寒いようです。東京に比べた

兵庫県の南部地域は、雪も降らなくて、恵まれています。贅沢は

言えませんね。

 

この寒い中にも拘わらずに、朝から沢山のカラスが騒がしく鳴いて

います。カラスは冬でも元気です。近くの山に棲んでいるようです。

まだ暗い中でも賑やかに鳴いています。でも、カラスの鳴き声が聞

こえるときは雨にはなりません。

 

寒い時は暖かいものが食べたくなります。先日、家内が粕汁を作っ

てくれました。私は粕汁が好きで、子供の時から寒い日には母がよ

く食事の時に出してくれました。粕汁を食べるのは何年振りかです。

粕汁は酒粕が入っているので体が温まります。

 

大根や人参、こんにゃくの具が粕汁とよく合って何とも言えない美

味しい味がします。家内が作ってくれた粕汁は懐かしい味がしまし

た。食べると体の中から温まってきました。寒い冬は粕汁がおいし

いですね。

 

私は、子供の時は何杯も粕汁のおかわりをして、最後は、炊き立て

の御飯にかけて食べるのが好きでした。母からは行儀が悪いといっ

て怒られましたが、止める事は出来ませんでした。粕汁のぶっかけ

ご飯の味は最高でした。少々、行儀が悪くてもやめられません。何

杯もおかわりをしました。

 

粕汁は少しお酒がはいっているので、食べると酒の香りがします。

アルコールが少しのこっているので沢山食べると顔が赤くなりまし

た。顔がほてってきていい気分になりました。子供の時は酒粕がお

酒の絞りかすとは知りませんでした。

 

祖母と母は寒い冬によく、酒粕を炭火で焼いて、砂糖をつけて食べ

ていたのを思い出します。焼くとお酒の香りが辺りに漂ってきまし

た。祖母と母は美味しそうに食べていました。祖母と母の顔が少し

赤くなっています。体が温まると言って美味しそうに食べていまし

た。私には何故おいしいのかわかりませんでした。子供の私には食

べさせてくれませんでした。

 

私は仕事での蔵元を訪れて初めて酒粕が出来る現場を見ました。

美味しい酒の搾り粕ですのでいい味、いい香りがするのは当然です。

私は、酒蔵で出来た酒粕を土産に買ってかえりました。灘の蔵元で

買った酒粕は、普段、スーパーで買ってきた酒粕とは香りと味が全

く違います。

 

灘の酒粕の芳醇な香りと味にはビックリしました。灘の酒は最高級

酒米山田錦」で作られるので、酒粕も最高級の酒粕です。その

時、祖母と母が健在でいたら、食べたら喜ぶだろうなと思いました。

 

最近は多くの外国観光客が灘の酒蔵を訪れるようですが、灘の酒と

ともに酒粕も買ってほしいですね。最近は酒粕を利用した料理も開

発されていると聞きます。隠し味に良いのではないでしょうか。

 

これからが冬本番になります。

粕汁を食べて寒い冬を乗り切りましょう。

 

「粕汁は 酒の味する 良い気分 歩樹」

 

2016.2.1.里山 歩樹