今年も、神戸の灘五郷の蔵元では新酒ができました。
灘の酒蔵では新酒ができたことを示す杉山が飾られているとのことです。この杉山は杉の葉っぱで丸い玉を作って蔵につるし、酒蔵の恒例です。
この杉山が飾られると、新酒ができて蔵出しが始まることを示しています。先般はボジョレーヌーボーのフランスワインがすでに販売されましたが、日本でも日本酒の新酒の蔵出しの時期です。
日本酒の生産の約3割は神戸の灘五郷で生産されています。5つの地域があるので灘五郷と言われています。灘五郷の中には有名な白鶴、菊正宗、白鷹、白雪などの清酒会社も含まれています。
私は現役の時は日本酒をPRする仕事をしていましたので、清酒の蔵元にはよく行きました。蔵からしぼりたてのお酒はほのかないい香りがして、さわやかな味がしていくらでも飲むことができました。
私はアルコールにあまり強くないのですが、蔵からのしぼりたての清酒はいくらでも飲むことができました。今年も新酒の季節がやってきました。皆様もぜひおいしい日本酒を飲んでください。
全国にはいろいろな日本酒がありますが、灘五郷のお酒は六甲山からの宮水と最高の酒米「山田錦」でつくられたお酒で、その味は世界的にも高く評価されています。世界的なお酒の品評会でも灘五郷のお酒は金賞を受賞しています。
冬は灘のお酒を燗にして飲んでください。体があたたまっておいしいですよ。
食も進みます。
ぜひ灘五郷のお酒をご賞味ください。
2021.11.22.(月曜日)午前10時10分
里山 歩樹(藪野 正昭)