今日も薄曇り。
湿気が多く、じめじめして体が重い。暗くて鬱陶しい。何となく気
が滅入る。ジーとしていても汗が滲んでくる。窓を開けても風が吹
いていない。空気が動かないので余計に蒸し暑く感じる。少し動く
と汗が滲んでくるので、こまめに水を飲むようにする。
昨日、窓を開けて我が家の庭を見ると、庭の隅に植えたアジサイの
花がいつのまにか沢山咲いていてビックリした。いつの間にか庭が
アジサイの花だらけになっている。色もブルーでキレイだ。庭には
もう片隅にもアジサイの花あるがこちらの方は薄いピンクの花が咲
いている。水色のガクアジサイも咲いている。我が家のお向かいの
家の庭には赤紫のアジサイが綺麗な花をつけている。アジサイにも
多くの種類があって、花の形や色が夫々違っていて、楽しい。
今日の神戸新聞を読むと、六甲山の森林植物園のアジサイ園が見ご
ろを迎えていると写真を掲載していた。前にも紹介したように、ア
ジサイの花は神戸市の花である。六甲山の森林植物園には約２５種
類のアジサイが５万本も栽培されている。絶滅していた珍しいアジ
サイの花も見る事が出来るようだ。
５万本ものアジサイが咲いている光景は壮大な景色だろう。これほ
ど多くのアジサイの花を観賞できるのは、おそらく、六甲山だけで
あろう。多くの人がアジサイの花の鑑賞に訪れているようだ。六甲
山のアジサイの花は鮮やかブルーをしており、みずみずしい青い花
が見事で、見とれてしまう。
広大な森林公園の中には大きな樹木が林立していて緑の葉がうっそ
うと茂っていろ。緑のシャワーだ。木々の香がして気持ちを癒して
くれる。いろいろな野鳥の囀りが聞こえてくる。ひんやりした風が
心地よい。少し寒いくらいだ。
アジサイは土によって花の色が変わるようだ。六甲山は花崗岩が多
いためにアジサイの色が鮮やかなブルーになると聞いた事がある。
実際に見ると絵具を流したような見事なブルーの色に感動する。ど
うしてこんなにキレイな色がでるのか不思議だ。六甲の山は標高が
１０００メートル近くあるので昼と夜の温度差が烈しい。このこと
もアジサイの花の色に影響しているのかもしれない。
皆さん、ホント、見事ですよ。森林植物園には確か市街地からバス
が出ているはずです。山頂は夏でも涼しく感じます。六甲の山は、
明治時代に外人が避暑地として開発した山です。半袖では風邪を引
きますので気をつけて下さい。六甲山のアジサイは梅雨のこれから
時期が見ごろです。雨にしっとりと濡れた青いアジサイの花はキレ
イですよ。
水滴をつけたみずみずしいアジサイの姿は梅雨の季節の風情を感じ
させます。その姿を眺めていると、梅雨の鬱陶しさを忘れさせてく
れます。梅雨もまたよしと思いますね。アジサイは神戸市の花なの
で神戸市の市内ではいたるところにアジサイの花は植えられており、
この時期の市民の目を楽しませてくれます。
ぜひ、梅雨の時期に神戸のアジサイの花を観賞に来てください。
お待ちしています。
２０１５．６．１２ 里山 歩樹
