私は、生まれたときから、今まで、川西の田舎で暮らしています。
川西市は、今は、いたるところに大きなニュータウンができていますが、私が子供の頃は、あるのは山林と田畑だけの田舎でした。
私は、その田舎の自然ゆたかな中で育ちました。私は、友達にはこの俺は、イノシシと一緒に育ったと言って自慢していました。
私が子供のときから、川西の自然ゆたかな田舎で育ったことが、その後の私の生き方や人生に大きな影響を与えていたように思います。
私は、川西の自然の中で育ちました。自然はともだちでした。
今、新聞で毎日のように、子供の「いじめ」のことが記事に出ていますが、私の子供の頃は、そのようないじめはなかったように思います。
もちろん、子供ですから、よくケンカはしましたが、ケンカも遊びの一つでした。ケンカも、明るいからっとしたものでした。新聞に出ているような陰湿ないじめはありませんでした。
私は自分の子供のときのことを思い出すと、今の子供にいじめが多いのは、子供達が広い自然の中でエネルギーを発散する機会がないために、ストレスがたまっているのが最大の原因だと思います。
最近の子供は家の中にとじこもって、テレビやゲームで時間をつぶし、あふれるエネルギーを発散することがありません。そのため、いじめにエネルギーが向かっていくのだと思います。
学校でも、教室で勉強をするだけでなく、もっと屋外に出て、山林や田畑の中で、広い自然の中で過ごす時間を増やすべきだと考えます。
大自然の中で、友達と一緒に過ごせばいじめは、自然となくなります。
私は、この年齢になっていつも思うのは、私が子供のときから、川西の田舎の中で育ったことが、私の財産だったように考えます。川西の野山や田畑は、ふるさと川西の誇りであり、財産です。
川西も、どんどんと新しい団地が建設され、自然もずいぶんとなくなりましたが、それでも、幸い少し奥のほうに行くと、昔ながらの山や田畑が残っています。
これ以上川西のふるさとの野山が少なくならないように、願っています。川西には、様々な宝物がありますが、私は川西の山や田畑こそが川西の宝であり、誇りであると思っています。
このブログでも、いつか、川西の自慢話をしたいと思っていますが、今日は川西の自然の素晴らしさだけを、みなさんにお伝えさせていただきます。
皆さんも、ぜひ、一度、川西に訪れてください。大阪や、神戸から、一時間以内で川西に行くことができます。
川西には、私が生まれ、子供のときを過ごした昭和の景色が今も残っています。川西には都会にはない、ゆたかな自然の中で、ゆったりとしたのどかな時間が流れています。
きっと川西に訪れた人はそのゆったりとした時間を過ごして、心がいやされることになるでしょう。
ぜひ川西に遊びに来てください。
2020.2.17. 午後12時
里山 歩樹(藪野 正昭)