ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「コロナ後の神戸の都市づくりについて」

コロナはますます猛威を振るっています。

全世界で感染者は3500万人を超えました。死者も200万人を超えています。特にヨーロッパやアメリカでコロナが猛威を振るっています。

 

日本も少し落ち着いてきたとはいえ、依然として東京や大阪の大都市を中心にコロナが発生しています。神戸では、幸い東京ほどコロナは広がっていませんが、私はこれは神戸の街をとりまく自然環境に恵まれているためではないかと考えています。

 

神戸の街では今、三宮駅前の再開発をはじめ、新しい都市づくりが進められています。そこで私は、コロナ後の神戸の都市づくりについて、考えています。

 

私は神戸の都市づくりの基本方向は、持続可能な街づくり、地球にやさしい都市づくり、人にやさしい街づくりだと思います。日本の都市づくりはこれまで車を優先した都市づくりを進めてきました。

 

その結果、日本ではどの都市に行っても同じような無機質な都市がつくられてきました。コロナ後の都市づくりは、CO2をなくした持続可能な社会のための都市づくり、地球にやさしい、人にやさしい都市づくりが求められています。

 

これまでの車中心の都市づくりから、人間中心の都市づくりに替えていく必要があります。そのために、私は神戸の都市づくりでは、緑ゆたかな自然環境を重視した都市づくりを進めてもらいたいと考えています。

 

特に三宮の都心やウォーターフロントに緑ゆたかな広い公園を整備して、都市の中にいても、自然が感じられるような緑ゆたかな都市づくりを始めてほしいですね。

 

経済性や効率性だけを考えた無機質な箱物の都市づくりは一日も早くやめて、持続可能性、自然回帰、人間中心の都市づくりこそが、コロナ後の都市づくりの基本方向だと考えます。

 

そして、神戸の最大の特徴である六甲山と海を最大限にいかした都市づくりを進めていくことが求められます。

 

いま三宮の都心では、高層ビルの再開発が進められていますが、コロナ後の街づくりには、超高層ビルは必要ありません。もっと神戸の自然を活かした人間にやさしい街づくりを進めてもらいたいですね。

 

神戸の街にも、もっともっと緑を増やして、人間中心の街づくりを進め、人々が散歩をしながら、神戸の街を自然と楽しむことができる都市づくりを進めてもらいたいと思います。

 

私は以前から、神戸の街を日本一美しい、緑ゆたかな街にしてほしいと考えていました。私はかつて神戸の街を「花と緑あふれる街」にするための運動をしたことがあります。

 

神戸の街には、緑、きれいな花がよく似合います。

 

コロナ後の神戸の都市づくりについては、持続可能な都市づくり、緑ゆたかな都市づくりこそが基本方向だと考えます。

 

 

2020.10.12.(月曜日)午後12時

里山 歩樹 (藪野 正昭)