ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【日常通信】ー「秋の花の思い出」

秋がますます深まってきました。

今年も秋になっていろいろの花が咲き、私達の目を楽しませてくれています。本日は訪問リハビリの日でした。

 

リハビリの一つとして家の中を歩く練習をしました。そのとき外の庭の景色をながめましたところ、明るい秋空のもとで、庭の隅に、オレンジのきれいなバラが美しい、秋風に吹かれて、大きく揺れながら、輝いて見えました。

 

庭のバラは、亡き母が植えたものです。亡き母は花が大好きで、庭の中にはいろいろな花を植えていました。バラも大好きで、庭の周りには、赤いバラを植えていました。

 

赤いバラの中に、一つだけ、オレンジのバラがありました。私はよく、母に頼まれて、赤いバラをとってきて、家の中に飾りました。

 

またバラは成長すると、長く伸びて、歩くのに邪魔になるので、よく母に頼まれて、バラの枝を切っていました。バラにはするどいとげがあるので、バラを切るときにはトゲがよくささって、血だらけになったことがあります。

 

秋の花といえばやはり菊の花ですね。母は菊の花を育てるのを楽しみにしていました。母は大きな頭ほどもある大輪の菊の花を育てていました。菊の花の色は白、赤などいろいろな菊がありました。

 

母が元気なときは、我が家の庭には大きな菊の花がたくさんありました。母はその菊の花を育てるのを一番の楽しみにしていました。育てた菊は町の菊花展に出展して表彰されたことがあります。

 

母は花が大好きなので季節に応じて、色々な花をプランターや、鉢に植えていました。私もよく母に頼まれて、花の苗を買いに行ったり、プランターなどに花の苗を植える手伝いをしました。

 

母が元気なときは、我が家の庭には季節折々のいろいろな花が咲いていました。我が家の狭い庭は、色どりゆたかな花でいっぱいになっていました。

 

今日も、秋晴れのよい日です。

秋晴れの下でオレンジのバラがきれいに咲いていました。

 

そのオレンジの庭の花を見て、母と一緒に花を育てたことを思い出しました。

 

 

2020.11.4.(水曜日)午後3時5分

里山 歩樹 (藪野 正昭)