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【日常通信】ー「アメリカ大統領選挙ー民主主義の勝利」

やっとアメリカ大統領の勝者が決定した。

投票日から1週間近く経ってやっと決まった。つくづくアメリカという国は広く、複雑な国だと思う。

 

民主党のバイデン氏が共和党のトランプ氏に勝利した。私は今回の選挙結果は「アメリカの民主主義の勝利」だと思う。

 

アメリカはトランプ氏が大統領になってから、民主主義や人権などが軽視されてきて、社会の分断が進んできました。さらに4年間トランプ氏の政権が続くとアメリカは、正義や民主主義、自由の国ではなくなってしまうと恐れていました。

 

今回の大統領選挙でわかったことはアメリカ社会の中にも、良識がまだ生きているということです。

 

アメリカ国民にもトランプ氏では、アメリカという国の基本理念である、正義、自由、民主主義が失われてしまうと危機感を持っていた国民がいたということです。私はアメリカ人ではありませんが、民主党のバイデン氏が勝利して、安心しました。

 

これはアメリカだけでなく、世界の勝利です。自由、民主主義の盟主であったアメリカが世界に帰ってきます。世界の新しい時代のはじまりです。

 

ヨーロッパ諸国をはじめ、多くの先進国もバイデン氏が大統領になることが決まってホッとしていることでしょう。私は、バイデン氏が大統領になって、アメリカが世界の安定と発展のために主導的役割を果たしてくれることを心から願います。

 

バイデン氏になればアメリカは以前のように、温暖化や、コロナなどの全世界的課題に、世界の諸国をまとめて、協力して取り組んでいくことにリーダーとしての役割を果たしてくれることを期待しています。

 

トランプ氏がいた4年間は、失われた4年間。この4年間で国際的な協力体制が破壊されてしまいました。このため世界的課題への取り組みが後退してしまいました。

 

この4年間は、世界はリーダーなき世界でした。そのためコロナ問題への国際的な取り組みも、後れをとりました。ヨーロッパやアメリカではコロナが猛威をふるっているのも、世界で協力体制ができないためだと言えます。

 

今、世界には温暖化問題、コロナ問題、人権問題、格差問題など世界的課題が山積しています。バイデン氏によって一日も早く国際的な協力体制が再構築されることが、心から望まれます。

 

そのためにも、トランプ氏がいさぎよく敗北を認めてバイデン氏への政治意向がスムーズに進むことが求められます。

 

私は今回の大統領選挙でアメリカの民主主義が今も、生きていることを見て、本当に安心しました。

 

アメリカ、ガンバレー!」

 

 

2020.11.10.(火曜日)午後2時30分

里山 歩樹(藪野 正昭)