ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「門出の日」

昨日は4月1日。

初出勤や入学式など人生の門出の日でした。昨日ニュースを聞いていると、神戸大学の入学式がポートアイランドの会場で開催されたとのこと。

 

コロナで昨年に入学式が開催できなかったため、昨年の入学生も含めて2年間まとめて入学式が開催されたとのことです。私は40数年前にはじめて神戸の事務所に出勤したことを思い出しました。 

 

当時、新人は私一人でしたので、入所式は私一人でおこなわれました。私は、はじめて事務所に行くと、役員室に行くように言われて当時の専務理事から辞令をもらいました。

 

入所式らしきものは、ただ専務理事から辞令を交付されただけでした。辞令では、「調査部勤務を命じる」とだけありました。専務理事からは「健康に気をつけて頑張ってくれ」とだけ言われました。私はその辞令を持って調査部に行きました。

 

調査部は部長以下計8人の小さな部署でした。調査部は私が希望した部署でした。調査部いは小さい図書室があったので、本好きの私には恵まれた部署でした。私と同じ大学卒の先輩が2人おられました。

 

私がもっとも感動したのは、ビルの窓から見える景色の素晴らしさでした。事務所には、西日本ではじめての超高層ビルの15階にありました。

 

15階の窓からは、南側に神戸港と海、北側は六甲山、そして東と西を見れば神戸の街が一望できました。大きな窓から見える景色はそれぞれ一枚の絵画のようで素晴らしい光景でした。

 

4月1日の朝の朝礼にはじめて出席して、全職員の前であいさつをしたことが思い出されます。全職員といっても60人程度でしたが、自己紹介を全職員の前でするときは少し緊張しました。先輩方はみんな新人の私に対しては、親切でした。

 

私は、自分のデスクを与えられるとやっと自分が一人前になったと感じました。初出勤の一日は、緊張していたので大変長く感じました。自宅に帰ると、疲れていました。

 

4月1日の初出勤の日は、朝に、母が赤飯をつくってくれました。たった一人の入所式でしたが、今でもなつかしく思い出されます。4月1日は私の新しい人生が始まった日でした。

 

当時の私はまだ23才。青春真っ盛りでした。神戸の街中を歩いている女性がみんな美しく見えました。当時は神戸の街中を歩くのが楽しみでした。神戸の街は美しく見え、感動したものです。

 

当時神戸の街は輝いて見えました。

街に活気がありました。

 

当時のことがなつかしく思い出されます。

 

 

2021.4.2.(金曜日)午前10時

里山 歩樹(藪野 正昭)