ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「大相撲の夏場所」

また、大相撲の夏場所が開催されます。

今は大相撲は1年間で6回開催されるので、その場所が終わったかと思うとすぐにまた次の場所が始まります。

 

私が子供の頃は、相撲は一年に3場所だったと思います。私が子供の頃はテレビは村にあったのは一家ぐらいで、近所の人がその家に集まって一緒にテレビを見たことを思い出します。もちろん当時は白黒でした。

 

相撲力士で有名なのは若乃花栃錦だったと思います。当時はテレビを見て楽しむというのは相撲しかありませんでした。近所の人が一室に集まってみんなで応援したことがなつかしく思い出されます。

 

子供の頃と今の相撲を見て思うのは、相撲の形が大きく変わったことですね。私が子供の頃の相撲では、力士が土俵の真ん中で、がっちり組みあって土俵の真ん中で相撲をしていました。

 

そのため、双方の力士ががっちり組みあい、動かないで、何度も水入りがあったように思います。相撲の時間が長かったように思います。今の相撲は、スピードと力の相撲で、あっという間に勝負が決まります。

 

少し目を離していると、勝負がついていることがあります。大きな力士がぶつかりあうので、よく土俵から落ちている姿を見かけます。私はこのような相撲をしていると、力士はケガをするのは無理もないと思います。

 

おそれていたことが起こりました。先日、20代の若い力士が土俵上のケガで亡くなりました。これからという有望な力士が相撲で命を落とすなんてあってはならないと思います。

 

私は以前から相撲のやり方を再考すべきと提案してきました。今のような相撲を続けていけばまた同じことが起きると心配します。

 

それにしても、今は力士のケガが多すぎます。横綱白鵬も6場所連続で休場しています。大関になった力士もケガをしてカド番になったと苦労しています。

 

私は相撲のファンなので、私の子供のような、双方がまわしをガッチリと組んで相撲をする姿をまた観たいものですね。大相撲は日本を代表する伝統スポーツ文化です。

単なる格闘技ではなく、相撲は伝統文化です。

 

 

ケガのない相撲文化を築いてほしいですね。

 

 

2021.5.9.(日曜日)午前10時20分

里山 歩樹(藪野 正昭)