一昨日、日本のプロ野球で歴史的な新記録が達成されました。
ロッテの佐々木徒手が、なんと１３連続三振の日本記録を出すとともに、一人も走者を出さない完全試合を成し遂げました。
このニュースは日本だけでなく世界へも驚きをもって報道されました。昨日の新聞のトップ記事は佐々木投手の完全試合の記事でした。そして何よりも驚いたのは、佐々木投手はまだプロに入って３年目で若干二十歳の若い選手ということです。
佐々木投手は東北大震災で父親を含め３人の家族を亡くしています。その若い選手が完全試合という大記録を達成したことは、いまだ震災の後遺症に苦しんでいる東北の人々に勇気を与えたと言われています。
これまでの日本のプロ野球の記録は９連続三振が最多でしたが、佐々木投手は大きく上回る１３連続三振を奪いました。そして、一試合１９奪三振の日本のプロ野球記録に並びました。
完全試合は２７年ぶりでこれまでに１６人しかいないとのことです。何よりもすごいのは、佐々木投手の投げる球のスピードです。一昨日もＭＡＸ１６４ｋｍを記録し、日本のプロ野球界では最速です。
これまでのプロ野球投手では、私は巨人の江川投手、阪神の江夏投手、旧国鉄の金田投手のことを思い出しますが、この３人でもここまでの記録はありません。佐々木投手の記録のすごさは日本はもちろん世界の中でもトップですね。
いずれ大リーグからも誘いがあることが予想されます。大リーグでもバッタバッタと三振をとる日が来るかもしれませんね。成長が楽しみです。
この先いったいどれだけの記録を出してくれるか楽しみですね。
「佐々木投手、おめでとう。さらに頑張ってください！」と言いたいです。
２０２２．４．１２．（火曜日）午前６時２０分
里山 歩樹（藪野 正昭）
