今年も秋が深まり、ふるさと川西地方では栗ひろいと松茸狩りの季節になりました。
私が子供の頃は自宅の近くの山に我が家の栗山があり、よく栗ひろいに行きました。
我が家の栗山は急な山の中にありますので普段は草がぼうぼうと生えており、その中での栗ひろいは大変でした。最近の川西の里山では普段から草を綺麗に刈っているので栗ひろいやすいですが、当時は山の中を歩いて栗を探すのは大変でした。
それでも栗林の中ではおいしい栗がとれました。その栗を家に持って帰ると母が栗ごはんをつくってくれました。私はこの栗ごはんが大好きでした。私は昔から栗ご飯が大好きで、ごま塩をかけて食べたことがなつかしく思い出されます。
川西の栗は丹波栗と言われてきました。栗の中でも高級で銀寄と言われます。1000年前からあった栗の多くは朝廷に献上していたと言われています。栗の季節になると松林では松茸もとれました。
我が家の栗山からさらに入ると我が家の松茸林があり、昔はおもしろいとれました。
今年も栗ごはんや松茸狩りの季節になりました。
子供の頃をなつかしく思い出しますね。
2023.10.26.(木曜日)午前7時45分
里山 歩樹(藪野 正昭)