ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「春の山菜採り」

今年もいよいよ春本番の時期になってきました。

私は若いときには、春本番になると近くの野山へ行って、山菜採りをして楽しみました。

 

私が暮らしている川西は、あるのは野山と田畑ばかりでした。春になると野山に行って山菜採りを楽しんだ、家の近くにある我が家の持ち山でも、ワラビやゼンマイがとれました。

 

日あたりのよいところに行くとワラビやゼンマイも太くて大きなものがたくさんとれました。私はワラビを食べるのが好きで、山でとったワラビをとって帰ると、母がさっそくあく抜きをして、味噌汁やおひたしにして食べさせてくれました。

 

春になると、里山へ山菜採りに行ったことがなつかしく思い出されます。母も春になると近くの野山から山ぶきをとってきて、とってきた山ぶきを昆布やカツオを入れて珍味をつくってくれました。

 

母がつくった山ぶきの佃煮はおいしくて、お茶漬けにするのに最高でした。田畑に行くとふきのとうやつくしもとってきました。私はつくしの佃煮が大好きでした。

 

昔は畑やあぜ道に行くとつくしがいたるところにありました。私がそのつくしを手でとって家に持って帰ると、母がおひたしにしてくれました。

 

つくしは食べると少し苦く感じましたが、私はそのつくしの頭の苦さが大好きでした。今の子供はつくしが食べ物とは知らない人が多いようですが、私の子供の頃は、野山でとってきたふきのとうやつくしはおいしい食べ物でした。

 

子供の頃に食べたわらびやつくし、ふきのどう、山ぶきの佃煮がなつかしいですね。

今年も、山菜採りに最適な季節になりました。

 

子供のときに、山菜採りに野山を駆けめぐったことがなつかしく思い出されます。

 

 

2021.3.10.(水曜日)午後4時

里山 歩樹(藪野 正昭)