ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「栗ひろいの思い出」

今年も9月になり秋がやってきました。

まだ残暑が残っていますが雨が続くこの頃ですね。雨が降るたびに涼しくなって秋が深まるように感じます。

 

秋になると、私は子供の頃によく栗ひろいに行ったことを思い出します。私は秋になると家の栗山によく栗ひろいに出かけました。栗山は我が家から30分以内のところにありましたので、散歩がてらよく栗山に出かけて栗ひろいをしました。

 

栗山によっては山の持ち家が雑草を刈ってきれいにしているところもありましたが、我が家の栗山は場所柄、雑草が茂って探すのは大変でした。雑草をうまくよけて栗をひろうと、ときどき近くにうさぎがいたこともありました。

 

私は家から持って行った竹ざおで木になているいが栗をたたいて落としました。栗の木を竹ざおでたたくといが栗が頭の上に落ちてきて、ケガをしたこともありました。

 

栗にもいろいろな品種があります。川西の栗で有名なのは銀寄です。栗の中でも最高品種の栗です。銀寄は川西の栗の名産のブランド栗として百貨店等で高値で売られています。

 

私はときどき妙見山に行ったときに、その近くの店で銀寄を買いました。銀寄はとても大きく、甘い栗です。私が里山から栗を持って帰ると、母が枝豆と一緒に栗をゆでてくれました。

 

私は秋になるとその母がゆでてくれた栗を食べるのが楽しみでした。母はいつも自分で栗をむいて私にくれましたので私はいつも栗をむかずに食べていました。栗と枝豆を一緒に食べると枝豆の味が一層おいしく感じました。

 

母は栗がたくさんとれた時は、家で栗ごはんをよくつくってくれました。私はその栗ごはんが大好きでした。栗ごはんに少し塩をふりかけて食べると、何もおかずがなくても食事をすることができました。

 

皆さんは栗はお好きですか。ぜひ川西の銀寄を食べてください。銀寄は猪名川から川西で生産されていて、古くは皇室に献上されていたと言われています。

 

銀寄の甘い栗を食べると他の栗を食べられなくなりますよ!!

 

ぜひ川西の銀寄を食べてください。

 

 

2021.9.6.(月曜日)午前10時30分

里山 歩樹(藪野 正昭)