ひょうご☆ふるさと~風だより。

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神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【神戸通信】ー「神戸のパン」

私はパンが大好きで、毎日朝食にはパンを食べています。

パンといえば私が長年勤めていた神戸の街は「パンの街」として知られています。

 

神戸の街には神戸港開港以来、欧米人がたくさん住むようになりました。その外国人を対象にパンをつくる店がたくさんできました。この最初の日本人によるパン店が今のパン会社「ドンク」です。

 

ドンクは明治時代にはじめてパン店を開きました。当時の店名は藤井パンでした。藤井パンは今も三宮のセンター街の中にドンクとして開店し、今もにぎわっています。ドンクは日本で初めてフランスパンを作った店です。

 

藤井さんはフランスのパンを研究して日本ではじめてフランスパンを作り、全国に広めました。そのため、藤井さんはフランス政府から最高勲章をもらっています。日本でフランスパンの製造はドンクから始まっています。

 

ドンクのフランスパンは皮はかたくて食べるのに少し困りますが、食べているとだんだんと食べやすい食感になり、その食感で塩味がよりおいしく感じられます。

 

昨日は約1年ぶりにこのドンクのパンを食べたのですが、本当においしいですよ。パンにはオリーブオイルをつけて食べるようにしています。ドンクのフランスパンとオリーブオイルはよく合っておいしいですよ。

 

久しぶりに食べたドンクの味はなつかしい神戸の味がしました。

家内と娘に感謝ですね。

 

ありがとう。

 

 

2023.12.23.(土曜日)午前10時30分

里山 歩樹(藪野 正昭)