ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】―灘の酒の仕込みの季節がやって来ました

寒いですね。

 

大寒です。一年で一番寒い季節です。この時期が、灘の酒蔵では酒

の仕込みのシーズンです。杜氏が、高級酒米山田錦を蒸して大き

な酒樽に仕込みます。春には飲酒が販売されます。今年はどんな酒

ができるか楽しみですね。

 

和食ブームで日本酒への関心も高まり、「SAKE」は海外のレス

トランでもメニューに載っているようですね。近年は外人観光客が

日本酒を土産で買って帰るようですね。昔、日本人が海外旅行の土

産で有名なウイスキーやブランデーを買ってきたことを思い出しま

すね。

 

灘の酒で、先般、面白い記事が神戸新聞に出ていました。灘の酒の

大手「沢の鶴」が震災の時期に仕込んだ酒を樽の中で20年間寝か

した「古酒」を震災20年の時期に限定販売するそうです。皆さん

は古酒をご存知ですか。一般に、日本酒は新しいほどおいしいと言

われますが、樽の中で長年寝かした古酒も何とも言えない深い味が

あっておいしいですよ。

 

琥珀色のブランデーのようなきれいな色をしています。独特の香り

もいいですよ。味は少し薬酒のような味がします。普通の日本酒と

は違うので、最初は違和感があるかも知れませんが、慣れてくると

その美味しさに魅了されます。あまり大量に作っていませんので一

般の酒店では売っていないのが残念ですが。一度、飲んでください。

きっと、ファンになりますよ。勿論、灘の酒ですよ。

 

ネットでも買えると思います。

私も震災の時に仕込んだ古酒を飲んでみたいですね。

 

2015.1.21. 里山 歩樹